プログラミング言語 Julia の解説書です。 (2020-09-12 現在、電子版は Julia v1.5 について言及しており、コードは v1.5.1 でチェックしています。) (紙版は2019年12月に行われた冬コミで頒布したものです。) [バージョン情報] 2020-09-12 技術書典9 開催に合わせてバージョンアップしました (https://techbookfest.org/product/6661726609080320)。 2020-01-15 BOOTH で販売開始 [概要] Julia はv0.1 が2012 年に公開され、2018 年に最初の安定バージョンである v1.0 が公開された比較的新しい言語です。 数値シミュレーションや機械学習などの(科学)技術計算をメインターゲットにしたオープンソースの言語であり、 Python や Matlab のような書きやすさ・開発性と C や Fortran のような実行速度を高いレベルで両立させた言語です。 本書はそんなJulia の言語機能についての解説書です。 本巻に含まれるトピック ■ 数(整数・浮動小数点数・有理数・無理数・複素数) ■ 文字・文字列 ■ 多次元配列(ベクトル・行列・テンソル) ■ その他のデータ構造(辞書・タプル・順序対) ■ 関数(呼び出し・定義・無名関数・高階関数) ■ 処理フロー(分岐・繰り返し・例外) ■ 型システム ■ 並行・並列プログラミング ■ パッケージ管理 [注意事項] ● 何らかの言語を多少は読めることを仮定しており、たとえば「分岐とはなにか?」といった事柄にはあまり触れていません ● 触れられていないトピック(メタプログラミングなど)は今後続刊予定です ● 外部パッケージについては、インストールなどの一般論にのみ触れており、パッケージそのものの解説はしていません ● 以前からイベントで頒布していた「実例で学ぶプログラミング言語Julia」 の改訂・改題版です 試し読み版は第2章まで収録しています。 全129 ページ(表紙等含む)