いつか、林檎の花を
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B6/164p/初出 J.GARDEN43(2017.10.01)/オフセット印刷(フルカラー表紙・エンボス加工) 「綺麗な金髪だね。まるで輝いているみたいだ」 これはカザハヤ公爵家の縁戚チグサ家長男のハツキと、メールソー子爵家五男テレーズの初恋の物語。 遠く異国からの移民を祖先に持つチグサ・ハツキは、生まれ育った故郷から、大学進学のために王都ヴィレドコーリにやって きた。 ヴィレドコーリの祖父の屋敷に下宿し、王立学院大学に通い始めるハツキには、ある秘密があった。 王都で生まれ育ったメールソー・テレーズは、今春王立学院高等部から大学へ進学した。 親の期待通りの進路を進む彼の前 途は順風満帆にも思えるが、彼自身は自分の生活に物足りなさを感じてもいた。 ハツキは大学の入学式の日に、金の光を見つけた。テレーズは友達の教室で、翠の瞳の人を見つけた。 そんな彼らが出会い、絆を育み始める。 架空の国「ルクウンジュ」を舞台にした創作BL小説になります。 しかしこの作品に関しては、BL度合いは殆ど無いです。エロにいたっては皆無です。初恋のもだもだ感が好きな方にはオススメです! また、詳細な背景描写や世界観、おいしいごはんに興味がある方も是非どうぞ。洋風の中に和風も取り込んだ世界観になっています。 そして猫もあるよ! 「ルクウンジュ国シリーズ」 舞台は20世紀初頭のヨーロッパをモデルにした架空の国。国を横断する蒸気機関車が走り、旅客機などはまだなく、ようやく単葉機が 飛ぶようになってきたような時代。 そんな世界で、ユーウィスという神を主神と仰ぐ多神教を国教とする国、ルクウンジュで暮らす人々を描きます。 あんしんBOOTHパックで発送いたします。 発送については原則週末に行いますので、入金確認から発送まで最長5日程度かかりますが、ご了承いただきたくお願いいたします。