君の笑顔でごはんがおいしい
- ¥ 500
「食べ物」をテーマにした短編5本になっています。 ほのぼの・甘々から少し切ないお話まで。 少し長めのサンプルはpixivで公開中です。 【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12118598】 2020年1月12日 コミックシティ大阪119新刊になります。 中関・京関/全年齢/文庫サイズ/92P/500円 【あらすじ】 ・君の笑顔でごはんがおいしい(サンプル掲載分) 一高時代。人前で食事をするのが少し苦手な関口君の話。 ある日、中禅寺から甘味処に誘われて…… ・かじりかけの林檎(pixivサンプル掲載分) 先輩から貰った沢山の林檎。小食ゆえに食べ切れない関口君。 榎木津の提案で、何かひらめいた様子の中禅寺。 事態は思わぬ方向へ…… ・秋色栗ごはん 栗のおすそ分けをするために、中禅寺家を訪れた関口夫妻。 調理は女性陣に任せて栗の皮むきを手伝っていると、京極堂が学生時代の話をし始めて…… ・冬の匂い ジャズクラブでの演奏を終えて、おでん屋に立ち寄る話。 屋台にはしゃぐ榎木津と、コップ酒をあおる木場。 中禅寺と取り留めの無い話をしているうちに、うとうとと舟を漕ぎだす関口君。 三人の会話を聞きながら夢うつつで思い出していたのは、学生時代のある日の思い出だった。 騒がしくも懐かしい、その話とは…… ・きつねうどんとたぬきそば 「僕は狐饂飩にするから、君は狸蕎麦にしたまえ」 いつも勝手に注文を決めてしまう京極堂と、たまには違うものを食べたい関口君のお話。 散々悩むが、なかなか決めることができない。 君のそういう悪癖は今に始まったことじゃないぞ、と説教をする京極堂。 「あの時もそうだった。林檎飴と葡萄飴の話、忘れたとは言わせないぞ」 京極堂が話し出した、ある夏祭りの思い出とは……