『たとえさよならだとしても、愛はずっと此処にある』 『さようなら』と『ありがとう』の気持ちを込めた花にまつわる短編集。ファンタジーから純文学、童話まで幅広く、初見さんにも古株さんにもおすすめの一冊です。 文フリ京都にて無料配布した「オフィーリアの花瓶」もお付けします。 新書サイズ/100P前後(加筆するので未定)/セットで1500円 【赤ブーケ】 １　クジャクサボテン「テオドールの羽」 子猫が『お空へいくための羽』を探す物語　　 ２　ヒガンバナ「定めは赤き名のもとに」 人ならざるものに愛された少女の物語 ３　ギョリュウバイ「焦がれた花の蜜の味」 花のような男に恋をする物語（BL要素あり） ４　バラ「秘めたる思いを薔薇に込め」 薔薇の姫とその従者の近くて遠い物語 【青ブーケ】 １　アジサイ「雨に願う」 ある香水店での雨の日の物語　　 ２　ブルーボネット「青いドレスはもう着ない」 アルビノの姉妹の愛の形の物語 ３　幻の青いケシ「拝啓、親愛なる高嶺の花」 手を伸ばしても届かない高嶺の花の物語 ４　バラ「所詮、ただの夢ならば」 薔薇の姫と呪いの口づけを巡る物語 ※平成三十年に発刊したキスアンソロジー「くちびるから微熱」に寄稿したものを大幅に加筆修正しました