
マイクロカーネルの本(書籍版)です。技術書典 応援祭に合わせて頒布予定(入荷作業中)です。
電子版のダウンロード(無料)
電子版は https://seiya.me/microkernel-book で無償公開しています。
概要
OSカーネルの機能を必要最低限に抑え,ファイルシステムやTCP/IP,デバイスドライバといった主要機能をアプリケーションとして実装する「マイクロカーネル」というカーネル設計手法があります。小さなカーネルを実現するために,モノリシックカーネルには見られない特色・面白さがマイクロカーネルにはあります。 本書では,マイクロカーネルの各機能(プロセス管理・IPCなど)を3つのステップで学んでいきます。まず,機能の基本的な概念をざっくり解説します。次に,C言語で新たに書いた非常にシンプル(LoCは3000行以下!)なマイクロカーネル「Resea」のソースコードを用いて,具体的にどう実装するのかを見ていきます。そして,L4やZircon (Fuchsia) といった実用レベルのカーネルたちと比較しながら,マイクロカーネルの設計と実装を学びます。
自作OS系の頒布物まとめ
こちらにまとめがあります: https://uchan.hateblo.jp/entry/2020/03/07/210848