brilliant days22 西2 ト10a/zassou 「悪辣」:宗みか宗/58P/A5/\600 前半はみか(+モブ)、後半は宗くん視点です。 宗みかスペースでの頒布となりますが、内容は宗みかでもみか宗でも、宗みか宗でもお好きなように読んでいただけると思います。 孤児院を経営している墓守宗くんと殺人鬼マミーみかの話です。 サンプル:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12314923 ・虐待・暴力・殺人など残虐な犯罪行為が多く描写されていますので、苦手な方はご注意ください。 ・登場人物が上の行為の被害者、もしくは加害者であることが苦手な方もご注意ください。 ・上の行為を支持・正当化する意図は全くありません。 ・この物語はフィクションです。犯罪行為の助長を目的とはしていません。 【あらすじ】 「最も悪辣なのは誰だったか?」 ──世界は、不条理な暴力を待ち望んでいた。 虐待している親をターゲットに殺人を繰り返しているみかは、自分のことを「ミイラ男」だと自称する殺人鬼である。 親を殺しては子どもを救い、孤児院を経営する宗の元へと連れて行く。それがみかの使命であった。 宗はその行為が犯罪であり悪辣な行いだと分かっていつつも、過去のとある経験からはっきりとみかを否定することは出来ずにいた。 「君の活動に対しての支援はしよう。けれど、僕自身は決して君を肯定しない。何があろうと、絶対に」 しかし世間は突如現れた不条理な暴力をヒーロー視し、みかのことを神扱いする者も現れるほどの社会現象へと成長する。 それは正しい手順で子どもを救おうとしている宗にとって、地獄にも等しかった。 ──最も悪辣なのは誰だったか? 「大丈夫やよ、お師さん」 「おれが、全部やったるから」