【PDF版】新系列車両のさきがけ~209系のあゆみ 第1章 901系の登場
- ダウンロード商品¥ 1,300

2010年1月に京浜東北線から209系が引退して10年の節目を迎えたのを記念して、現在首都圏エリアを走るJR東日本一般型車両E231系・E233系・E235系等の新系列車両のルーツ・209系のあゆみという本を執筆しました。 901系の登場から現代に至るまでの209系の軌跡やあゆみをまとめていく予定です。
【概要】第1章 901系の登場
1990年代前半、JR東日本のの路線では、国鉄型車両と呼ばれる国鉄時代・JR初期に製造された車両が運用されていました。 例えば、山手線・常磐快速線・京浜東北線・京葉線・武蔵野線・南武線などの路線では、1963年から1982年まで製造された103系。 山手線・横浜線に界磁添加励磁制御・回生ブレーキ・オールステンレス車体を採用した205系。 中央快速線・中央総武緩行線には、電機子チョッパ制御・回生ブレーキを用いた201系。 201系の足回りをベースにアルミ車体とした203系が常磐緩行線に投入されていました。 これら車両は、国鉄時代の通勤形電車における旧態依然とした設計思想が盛り込まれており、車体自体は修繕すれば長く使えるものの、検査や修繕などにおけるメンテナンスなどの面でコストが掛かるというデメリットがありました。 JR東日本では、このような長く使えるメリットがあるものの、検査や修繕にコストの掛かる 国鉄型車両の設計思想を一から見直し、コストパフォーマンスの優れた次世代通勤形電車・901系を開発することになりました。 当章では、901系の登場に至る時代背景とその車両に盛り込まれた新機構の解説などを一般の方にでもわかりやすく解説しています。
備考
ファイル形式:PDF ページ数:44P 色:フルカラー ジャンル:鉄道・評論 ※特典として自家で印刷可能な中綴じ版PDF・209系のJPG画像(6枚)が付きます。