(残少) 第四版 読み終えて余韻のうちに、救いを感じていただけるようで、ご好評いただいています あらすじ 気が付けば月を見ている。 自己が永遠でないことへの不安。 対人、対社会への不安。 永遠に逃れることのできない不安に。 具体的な不安、漠然とした不安。 生きることに疲弊した主人公は、病院で診察を受けていた。 偶然にも医師は自分と容姿も雰囲気もよく似ている。 目を合わせたことはない。 ある日、試供品として手渡された新薬は、月の形をした種子だった。 果たして、永遠の安息は訪れるのか。それとも…… 誰もが抱える孤独、ほんのわずかな心の隙間。 ステータスやステージに関係なく存在する不安に届けたい、奇妙な一冊。 出版履歴 2019年 2月 初版 文学フリマ広島(手製本函付) 5月 第二版 文学フリマ東京(手製本) 8月 第三版 大阪・美術作品展の一部・販売分として 手製本・アクリル本 9月 第四版 文学フリマ大阪(オフセット印刷) 11月 文学フリマ東京 12月 コミックマーケット97 2020年 2月 文学フリマ広島