周囲に合わせながらも芯を曲げない少女「唯郁(ゆいか)」に
「月(るな)」は密かな憧れを抱いている。
友人達の溜まり場である唯郁の家には、いつも空っぽな冷蔵庫がある。
月はいつも帰り際、それが空であることを確認するのが日課だった。
月にとって唯郁の不可侵の領域に感じられたから。今日までは。
という感じのちょっと暗い百合。2019年12月初版発行、B5全24P。
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