『Latency』 A6/244頁 太宰さんが少しずつ国木田君に関わる記憶を失っていく物語。 両片想いの二人。だが想いを告げる事は無く、内に封じ込めたまま、あくまで相棒として日々を過ごす。 そんな中、太宰さんは異能力者がごく稀に発症するとされる或る病を患い、少しずつ国木田君に関する記憶を失ってゆく。医術による治療法は無いが、完治させられる術はあると分かっていた。しかしその可能性を自ら棄て、終には完全に記憶を失ってしまう。 そしてある理由から、国木田君は太宰さんの前から姿を消してしまう。しかし記憶を失ったにも関わらず、太宰さんは無意識下で次第に国木田君の影を求め始める……。 記憶を失うまでと、失った後の時系列を交差させながら物語を展開してゆきます。 ※架空の病気、自傷表現、流血表現を含みます テキストサンプルはこちら https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13129683