「いらない子...」 「気味の悪い...」 「いなくなればいいのに...」 その少女は俯いていた。幼くして両親に先立たれ、縁者も無く、独りぼろ屋に暮らす彼女に手を差し伸べる者はいなかった。 ----- とある時代の若き巫女と、彼女を慕う少女のオリジナル小説です。 こちらでは本文PDFと朗読音声ファイルをご購入頂けます。ダウンロード販売となりますので、お好きな場所でお楽しみ頂けます。YouTubeにイメージビデオを公開しております。ぜひご試聴下さい。 朗読 和泉スズ Twitter　https://twitter.com/mi_suzu__ HP　https://suzu.3bell.tokyo/ 無料試読・試聴： https://note.com/yu_koduka/m/m1ea02f9311ac 冊子（小束弓月作品集１収録）： https://yukoduka.booth.pm/items/1783291 更新履歴（ご購入の方は更新版をご自由にダウンロード出来ます） 2022.5.14 v1.01：本文中記号等と挿絵配置の細かい修正