文庫/110P/全年齢向け 原作沿いヒバツナ未満 本文サンプル→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13962551 全編通して同軸のお話ですが、色々な年代ごとに1話完結型で進みます。 近いようで遠い。そんな2人が歩んだいくつもの夏の話。 以下、簡単なあらすじです。 一.中学1年 珍しく1人での帰り道、少し前を歩く雲雀の姿を見つける。気まずさから、追い付かないようにゆっくりと歩く綱吉だったが。 二.中学3年 夏祭りの最中、友人とはぐれた綱吉は見回り中の雲雀と出会う。夜空に浮かぶ大輪の花だけが、2人の姿を照らしていた。 三.高校2年 「ボンゴレ十代目、沢田綱吉だな」突然の敵襲にうろたえる綱吉の目に飛び込んできたのは、闇に溶け込むようにして立つ雲雀の後ろ姿だった。 四.19歳 ボンゴレ十代目ボスの座を継いだ綱吉。それを良く思っていない古参の構成員から、忠誠心に欠ける「雲の守護者」についての苦言を受ける。 五.21歳 ボンゴレ日本支部建造にあたり、綱吉は雲雀の元を訪れる。「ボンゴレと風紀財団のアジトを連絡通路で繋ぎたい」と提案する綱吉に雲雀は「冗談じゃない」と一蹴するが。 六.23歳 珍しくイタリアにやってきた雲雀は綱吉に手合わせを持ちかける。戦闘のさなか、雲雀の攻撃をもろに受けてしまった綱吉に「いつもなら避けていた」と詰め寄るが。 七.24歳 綱吉の提案で駄菓子屋に行くことになった2人。初夏の匂い、電車の音、懐かしさと一緒によみがえるのは10年前の帰り道の記憶。 八.25歳 日本にいる友人に結婚祝いを届けて欲しいという九代目のお願いを聞き入れ、綱吉は雲雀とともに老夫婦を訪ねることに。 ※学年や年齢は全て綱吉を基準に記載しています。 【注意事項】 ・原作沿いではありますが、綱吉のボス就任時期やその他事件など諸々捏造しています。 ・かなり軽い描写ですが、一部怪我や流血表現があります。(原作での描写が大丈夫であれば問題ないと思います。) ・名前のないモブ(老夫婦)が出てきます。 ・9代目が綱吉に見合いを持ちかけるという表現がありますが、カップリングはヒバツナのみです。