レベル94少女から最後の挨拶
- ¥ 2,500
※現在増刷中につき、入荷お知らせメールをチェックしてお待ちください。 ノベルス二段刷り308P。フルカラーカバーつき。 雀が〝平成最後・最悪のテロリスト〟殿山武國の本性を現して暴走を始め、その脆弱な魂は齢八百の大天狗・鞍馬山遮那王尊を呼び込んだ。 「さしたる用もなかりせば!」 エインセルが一発バズで囲碁妖怪になるこの世界で室町時代にバズり始め、江戸時代に炎上芸を究めて現代までバズり続ける永久炎上機関、源義経。源氏の白旗の栄光を一身に背負う神であり、二人の幼帝の運命を左右し後白河院を惑わせ、三代の帝を振り回した八島の歴史に類をみない大天狗。その真実は鎌倉幕府に消され、彼自身は人の望むまま悲劇の英雄と残虐冷酷の智将を行き来する。人は何度でも彼の欠点を暴き、何度でも綺麗なところを再発見する。 数百年、虚飾に彩られ続けた高位情報仮想生命体の一つの究極、願えばどんな夢も見せてくれる理想の英雄にして神で仏で大天狗が白虹貫日の渋谷に降り立った。最強の敵、市子はどう立ち向かう。他、1編収録。シリーズ最終巻。
もっと見る