暦林問答集本文PDF
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拙著『現代語訳・暦林問答集』(上巻 https://rabansha.booth.pm/items/1172246 )に用いた論文・中村璋八(一九七八)「暦林問答集本文とその校訂」所収の本文から、誤植や句読点の位置などを適宜修正した内容を、和綴じ用に再編集したPDFファイルです。 表紙・裏表紙を含む全25ページを「ふちなし(フチなし)印刷」で出力することで、和綴じ用の原稿とすることができます。 (「和綴じ本の作り方.pdf」を同梱)
賀茂家・吉田家秘伝の暦注書が、今ここに!
実際に賀茂家や吉田流卜部氏に伝えられた「天理図書館、吉田文庫蔵本」に極めて近い内容なので、近世~現代の陰陽師コスプレの小物にも最適です。 (※本文の異同は、『現代語訳・暦林問答集』下巻に収録予定) また、元にした論文のレイアウトを極力保持し、書体も可能な限り再現したため、資料としても使用可能です。 袋とじ印刷を意図したPDFなので本来の用途とは異なりますが、下記リンクの論文とは異なり正確な本文の検索も可能です。
忙しいアナタも!本格派のキミも!満足できる2タイプ!!
「ふちなし(フチなし)印刷」してパンチ穴をあけ、市販の綴じ具でまとめるだけでも雰囲気の出る「パンチ用」と、刺し子糸などで本格的に製本できる「和綴じ用」の2タイプを収録。 和紙に印刷したり、消しゴムはんこで蔵書印を捺したりと、自由にカスタマイズして楽しめます。 P.1, 6, 11, 16, 21, 25において、 「(パンチ用)曆林問答集.pdf」にはパンチの目安となる中心線を、 「(和綴じ用)曆林問答集.pdf」には目打ち(穴あけ)作業の目安となるドットをそれぞれ描いています。
凡例
一、この本文は、天理図書館蔵、吉田文庫本を底本とした校訂を再検討したものである。 一、再検討に際し、底本に系統の近い国会図書館蔵本及び鵜飼文庫蔵版本の画像データを利用し、[中村璋八 一九七八] における校訂も参考にした。 一、[中村璋八 一九七八] における書体を尊重するため、フォントとして「王漢宗中明體繁」を中心に用いた。記号を除く文字種全1461字中1193字を「王漢宗中明體繁」で表示し、205字を「MS 明朝」で表示した。残る63字については、「漢字字形自由共有サイト グリフウィキ」におけるSVG画像データを利用した独自フォント「補遺明體」を用いて表示した。 一、巻末の図表は、[中村璋八 一九七八]の翻刻に鵜飼文庫蔵版本の内容を反映させ、新たに作図した。 一、参考論文・参考ウェブサイトは、次の通り。 中村璋八「暦林問答集本文とその校訂」(『駒澤大学外国語部研究紀要』第七巻 一九七八年刊) 駒澤大学 学術機関リポジトリ - 中村璋八(一九七八)「暦林問答集本文とその校訂」 http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/23287/ 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp 人文学オープンデータ共同利用センター http://codh.rois.ac.jp 漢字字形自由共有サイト グリフウィキ http://glyphwiki.org