花魁道中いろは唄 外伝 ~恋うて涙は色むらさきに咲く~
- ¥ 500
突き出しを控えた椿の妹菫は密かに小さな恋をしていた。姉を訪ねて江戸に行っていた菫の想い人の同心公彦。両想いに至った菫の身に、江戸で猛威を振るい何十万人もの死者を出したねんころ風邪の脅威が襲い掛かる。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄 外伝 ~恋うて涙は色むらさきに咲く~ Pt画像 ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504
花魁道中いろは唄~外伝~ 恋うて涙は色むらさきに咲く【♂×2 ♀×2】
所要時間:55分程度 椿 (♀) 20歳 大見世華屋の花魁。 牡丹に次ぐ花魁であり次代お職の肩書を持つ。八歳の時に若山に売られて以来引っ込み禿として外部は勿論、見世の内部の者達にも隠して育てられた。 元来の美しさと見た感じの可愛らしさで男の気を引く。 芯の通ったしっかり者で、頭の回転が早く根付く性格は非常に厳しい。蓮太郎と恋仲にある。 菫 (♀) 16歳 椿と同じ武家の生まれだが、三十表二人扶持の貧乏侍の為売られた。 生まれのせいで我儘、高慢で高飛車な性格だったが椿の躾で更生し、今は大変素直で優しい娘に変貌。突出しを控えており心身ともに不安を抱えるが、ひょんな事から知り合った若山番所勤めの同心、公彦(きみひこ)と心を寄せ合う様になる。 蓮太郎 (♂)20歳 華屋の若衆で料理番。 生真面目で自他共に厳しく真面目な性格だが椿に関してはかなり緩い。 華屋の元お職でもあった石楠花花魁の産んだ青年で大変な美形であり、よく陰間と間違われる。正義感が強く、冷たい表面とは裏腹にとても優しい。が、感情表現が苦手。 司波 流燈 33歳 (♂) (シバ リュウト) 上方下りの医者。 京の公家に奉公していたが忍虎との密命の為尾張に下る。名医で高名。 見立ては確かで禁令を言い渡されている蘭方なども密かに学んでいる為西洋医学にも詳しく知識量が膨大。華屋椿の馴染客。禿時代から椿をみており、新造出しの費用を出した。 初見世も狙っていたが折悪く、江戸の御殿医に呼ばれていた為初見世を逃した。 ―――――――― 役表 椿 (♀)・・・ 菫 (♀)・・・ 蓮太郎 (♂)・・・ 流燈 (♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――