ハッピーエンドに泥を塗れ
- ¥ 1,500
「幼い頃に母が語ってくれた寝物語は、ハッピーエンドではないのに、必ず「めでたし、めでたし」と締め括られる」 物心ついた頃から父親がおらず、母と二人きりで生きてきた主人公。しかし、ある日唐突にツイステッドワンダーランドに迷い込んでしまい、入学式で自分と瓜二つな容姿を持つ男子生徒を見て、この男こそが自分の父親だと確信しする。 母がかつて過ごした世界に時空までも飛び越えてやって来てしまった主人公は、自分さえ上手くやれば、母の心残りにまみれた未来を変えることができるのではないかと考えた。 手がかりは母が見せてくれた、かつて母が体験した出来事を断片的に記していた”秘密のノート”だけ。 果たして主人公は、「後悔ばかりのハッピーエンド」を覆すことができるのだろうか……? アズ監♀の息子が二人の恋が正しい方向に向かうよう、迷い込んだ世界で奔走するお話です。 pixivで掲載しておりました、「ハッピーエンドに泥を塗れ」を本にしたものとなります。現在1話のみ公開中です。小説の中身は下記から確認いただけます。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14006978
収録内容
■pixiv掲載分 「ハッピーエンドに泥を塗れ」本編 ■書き下ろし分 「カルネアデスの秘め事」 「ハッピーエンドの紡ぎ方」
本の仕様
■文庫本サイズ(一段組) ■358ページ ■カバー付き(タイトル部分は箔押しとなります) <注意点> ■主人公はnot監督生(男主)であり、アズ監♀の息子/ネームレスです。作中に名前が出てくることはありません。フロイドがあだ名で呼ぶ描写が後半に含まれます。 ■主人公はnot監督生ですが、展開・設定上アズ監♀が前提となります。男主に関しては恋愛要素は発生しません。 ■女監督生はデフォルトネーム「ユウ」を使用しており、男装要素を含みます。 ■学校での生活や人魚の生態などについてはゲーム・設定集に沿っているつもりですが、補完できない部分はねつ造しています(本編完結:12月末)※以降の内容は考慮しておりません。