死配者 弐
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文庫本サイズ 304ページ（表紙含む） ※本作は『死配者』の2巻にあたります。 ※本作単体でも問題ありませんが、1巻読了の方がより一層楽しむことができます。
あらすじ
－『円満終生制度』 それは、平和を祈り続けた国が選んだ末路の象徴である制度。 制度を利用するために「終生係」を訪れる利用希望者たちには、それぞれの信念、絶望、希望が込められていた。 何のために死ぬのか、何のために生きるのか。 これは、とある職員による、来庁者達の記録である。 －－－－－－－－－－ かつての利用希望者である塚本の制度利用が決まり、それに立ち会う鯨場と水島。 初めての立ち会いに緊張をする水島だが、そこで「終生係」・「医者」・「利用者」、それぞれの立場の考えを目の当たりにしてしまい……。
収録内容
序章 ：諸連絡 第１章：死を乞う女 第２章：死を拡める男 第３章：死を買う女 第４章：死を授ける男 第５章：死に進む女 終章 ：死を配る者