[macOS] クイックアクション: .FVP→.GLB
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「それただVRMモデルをZIPで固めてるだけでは?」 VRoid Studio 0.13ではあらたに3Dプリント用のFVPという出力形式がサポートされましたが、ぶっちゃけ好きなポーズをとった状態のモデルデータって、iOSのARKit用にも転用できるよねと思ったので、Reality Converterの入力データとして使えるGLBフォーマットに変換(正しくは中身を展開)するツールを作ってみました。 AppleのRealityConverterの詳細はこちら。 https://developer.apple.com/jp/news/?id=01132020a
なぜFVP→GLB→USDZなのか
別にTポーズの状態のモデルが欲しいならVRMファイルの拡張子をGLBにリネームしてReality ConverterでUSDZに変換かければいいんですが、VRMは、仕様でTポーズで0起点に立っていることが要求されます。 ARコンテンツとして使いたいのはTポーズじゃなくてもっと多彩なポーズなんですよね。ブレンドシェイプでポーズを取れるのはもちろんなんですが、ポーズをとった状態で固定化した3Dモデルデータが必要なのです。 そこで注目したのが、VRoid Studio 0.13より対応したFVPファイルです。 本ツールを使えば、VRoid Studioで設定した通りのポーズをそのままGLB(→USDZ)に持ち越すことができ、iPhone/iPadでのARコンテンツ作成が捗ります。
使い方
(1) クイックアクションインストーラから「FVPからポーズ付きGLBを抽出」インストールします。Finderの右クリックメニューから同クイックアクションが使えるようになります。 (2) Finder上で、VRoid StudioからエクスポートしたFVPファイルを選択、右クリックメニューから同コマンドを選択します。 (3) 同じフォルダにGLBファイルが展開されます。あとはUnityに持っていくなりReality Converterで変換してiPhoneで持ち出すなり。 Automatorで確認してみればわかるけどものすごい単純なスクリプトです。 好きに改変してください。
動作環境
macOS 10.13以降 CPU: Intel Core / Apple M1 Automatorがインストールされていること
アップデート履歴
[2021-02-16: 初版]
注意事項
FVP, VRM, GLB, USDZなどのファイル形式は、データの暗号化などの保護がなされておりません。モデルデータを配布する際は、含まれるテクスチャその他のデータの著作権にご注意ください。