愛している、と言われた。
その意味がわからなかった。
目を覚ますと、オレと山姥切長義以外が誰も存在しない、不思議な本丸にいた。
この奇妙な世界に来る前の記憶を全て失っていたオレと、反対に過去の記憶に引きずられて消えない後悔を抱えている山姥切。
共に脱出の手段を探りながら交流を深めていく中で、少しずつ山姥切と世界の秘密について知っていくが、同時にそれはオレと山姥切にとって苦しい過去を呼び起こすことになる。
ブラック本丸要素、捏造設定、ほか諸々地雷要素があります。
いつものことながらなんでもありな人向けです。