「──歴史は選択と分岐で成り立っている。自分で選び取ったものが新たな世界を創り、新たな未来を生み出すが、何かを選び取るということは、同時に選ばれなかった他の未来を失ってしまうということでもあるんだよ」 当アルバムの収録曲“ディバリカテ”は、2009年11月2日に制作したVocaloid処女作です。 某国産動画共有サイトに投稿した際の投稿者コメントに「俺達の中二病は終わらない！」と書き綴ったのは、打ち切り漫画やロック自体が中二病のようなものという安直な閃きで特に深い意味はありませんでした。 ちなみに“divaricate”（分岐）をローマ字読みすると“ディバリカテ”になります。下手の横好きによる門外不出の奥義をとくとご堪能あれ！ ＝＝＝ 2009年～2010年にかけて不眠不休で四六時中にわたり鳴り止まない"口蹄疫"についてのお問い合わせに悪戦苦闘しながら制作した創作ボカロ曲であります。やれやれ、いつになったら大人になれるのやら……？