三日月窃盗団 / 風の墓標(CD)
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果てなき夢想の蒐集家、旅の仲間達へ贈るマージナル(辺境)からの新たな標べ。 アシッドフォーク、ポストロック、エレクトロニカ、MPB等様々な要素を折衷、窃盗した新種のポップミュージック。 無国籍なエキゾチシズムと、ミナス新世代とも共鳴する浮遊感に、時に童歌のようにも響く親しみやすいメロディーが乗る。一聴するとバンドサウンドに心地よく散りばめられた電子音と、爽やかな女性ヴォーカルが印象的だが、歌詞は時にシリアスな社会への眼差しも含みつつ幻想的な飛躍があり、耽美とノスタルジアが交差する日常と地続きのサイケデリアが描かれている。 メンバーは(g&v&syn)須藤忠隆、(fl&v)さいとうゆい、(v)芦田ちえみ、(dr)小堀拓人、(b)Miya、(スティールパン)福山伴理、(ユーフォニアム)吉成美里。今回はゲストアーティストとしてシンガーソングライター飯田健二(コーラス)、そしてあのファラオ・サンダースの息子であり昨年のフジロックでも話題となったトモキ・サンダース(sax)を迎え、マスタリングはゆらゆら帝国時代からの坂本慎太郎のエンジニアである中村宗一郎氏が担当。 またジャケット写真には三日月窃盗団の首謀者であり、陶芸家としても活動する須藤忠隆による陶器のオブジェ作品を全面的に使用。音楽性にぴったりと寄り添う緻密で幻想的なアートワークとなっており、CDというメディアのパッケージを含めての魅力を引き立てている。 <PROFILE> 2010年、陶芸家としても活動する須藤忠隆を中心に結成。 地元茨城水戸市を拠点に、ライブハウス、カフェ、野外イベント等様々な場所で精力的にライブを行う。 これまでに青葉市子の師である山田庵巳、元たまの石川浩司、滝本晃司、シタール奏者・ミナクマリ等、個性豊かなミュージシャンと共演する。 2014年末、12曲入りファーストアルバム"夢のナキガラ"を発表。ポストロック、エレクトロニカ、MPB等様々なエッセンスを凝縮して作り上げた幻想的な世界が地元インディーシーンで話題を呼ぶ。 2018年夏、初の全国版となる2ndアルバム"風の墓標"発売。 〈収録曲〉 1.霧のサナトリウム 2.通り雨 3.ミナスの風 4.夏 5.星舟 6.サーチライト 7.キネオラマの月 8.森のトモダチ 9.弥勒 10.夜のトビラ 11.マントルの輸送車 12.かがり火 13.白夜