(あらすじ)
コロナ禍での調整に苦心しながらオリンピックに挑む全てのアスリートに捧ぐ!
技は超S級、なのにメンタル世界最弱の体操選手・銀太朗は五輪代表を逃してしまう。悔し涙を流したその夜、1964年の東京にタイムスリップ。昭和の人々の暑苦しくも温かい人情に支えられ、前回の東京五輪で金メダルを目指す。歴史上まだ存在していない技を披露していいものか?メンタルの弱さは克服できるのか?
前回東京オリンピックでの体操ニッポンの実話を膨らませて小説化。今では想像もできない幾多の苦境を乗り越えて世界に挑んだ先人たちの足跡を追体験しつつ、現代人に勇気を与える応援歌!