筑波嶺の姫 後三年合戦異聞〜源頼義の娘〜
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文庫・180ページ・フルカラーカバー(マットPP加工)付きです。 収録作品は「筑波嶺の姫」「金の守り手」の2作になります。 【筑波嶺の姫】 前九年合戦後、源頼義は上洛の途中、常陸の豪族・多気氏から娘を差し出される。娘は頼義の女子を産んだ。 常陸国筑波山の麓で成長した頼義の娘・源幹子は己の出自に憤り不良行為を重ね、筑波嶺の暴れ姫と呼ばれた。周囲の人々の見守りで立ち直った幹子は、いつか筑波を出て一人で生きていきたいと願い、手に技をつけるため染織の仕事に励む。そんな中幹子は、可憐な少女と出会うのだが……。 後三年合戦前夜の、もがきながら必死に生きる少年少女の物語。 【金の守り手】 箔打師の青年・宝寿は、藤原清衡の招きにより、師匠とともに平泉へ下る。陸奥の大豪族でありこの国いちの財を持つ男は、深い傷を抱えていた。 この世の浄土を作るため中尊寺金色堂建立を決意する、清衡と箔打師の物語。
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