神罰とレトリック
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本格ファンタジーミステリ小説 文庫本A6サイズ 本体484頁 送料200円（クリックポスト発送）
偽証に神罰が下る世界でのファンタジーミステリー
拝火教であるミト教信徒のみで構成される国、ミティア教国。そこでは偽証をすると神罰が下り、業火で灰も残さず灼かれてしまう。ところが、地方の町での修道女殺害事件において、関係者が全員犯行を否定するという事態が発生する。捜査が混迷の度を増す中、さらに第二の事件が――この謎に挑むのは、生粋のミト教徒の少女ミナと、神を信じない移民の少年ハル。反目し合いながらも捜査を進めていく二人がたどり着いた結末とは？
みどころ
①本格志向のミステリ ミステリといえば本格、本格といえばフェアな謎解き、という方におすすめ。読者への挑戦状はないですが、解決手前で推理のためのデータはすべて揃います。くつろぎながら、本格的な謎解きを楽しんでみてはいかがでしょう？ ②地に足ついたファンタジー 何でもありなファンタジーは許せない、その世界ならではのリアリティがほしいという方におすすめ。もちろん非現実的な設定がこれでもかと詰め込まれていますが、すべてはこの世界なりの常識に基づいて動いています。なので、安心してとっぷりと物語に浸ってください。 ③ボーイミーツガール 少年少女が出会い、交流を深めていくジュブナイルこそ尊い、という方におすすめ。主人公二人が悩みながらも成長していく姿に、きっと心揺さぶられること請け合いです。