其れは1本のペーパーナイフで深淵の森に分け入るような
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進撃の巨人主題歌歌詞考察本・第2弾です。テキストマイニングという分析手法を用い、『紅蓮の弓矢』から『憧憬と屍の道』までの各OP/EDテーマがそれぞれ、語られる物語と「どう合っているのか」「何故合っていると感じるのか」を客観的に示してみようと考えました。 例えばメロディの変化で言えば、『弓矢』のメロディのアレンジが各曲の冒頭で使われていて、そこだけを切り出して聴き比べても物語が今どういう状況にあるのかおよそ察することができます。巨人が強襲する場面なら金管、兵士達が活躍する場面ならバンド――というような、場面ごとの楽器の使い分けもあります。では、歌詞はどうでしょう? 物語の展開や登場人物の心の動きをなぞった歌詞であるならば、物語が動き、歌い手が変わるとき、歌詞に使われる言葉にも何か変化があるはず……という仮説を立て、その証明を試みたもの。 テキスト分析について、簡単にですが説明も入れています。