Thru the Winter
- ¥ 1,000
1 | Slow Degrees |
2 | AT Eight |
3 | 渡り鳥 |
4 | Opposite Mirrors |
5 | Fiber Snow |
6 | Sprout |
14作目は、オリジナル楽曲が6曲入りのアルバム「Thru the Winter」。 今までのアルバムにはなかった「冬」をイメージした曲を多数収録しました。冬とは言っても暗く寒いだけではありませんよ! 楽しい雪のゲレンデ、秋と冬の間のしっとりとした時間から、渡り鳥が空をゆき、雪の残る森のドライブ、春を感じる冬の終わりまで、冬のBGMに是非どうぞ。 今作も情緒あるメロディに、Prictnium各メンバーの個性が混じった、普通のジャズとはちょっと違う、ジャンル混じりのユニークな組み合わせをお楽しみください。
トラックリスト&ライナーノーツ
01. Slow Degrees ノリノリでキラキラな冬のドライブ。そんなにスピードを出すわけではないけれど、少し山の方へ向かって、流れる木々を横目に、わずかに満足げな時間を過ごすのもいい。うーん、空もいい天気。窓を開ければ少し冷たい空気が頬を刺し、しゃきっと目を覚ましてくれる。日が暮れてもここまま走ろうか。(by Koyotaka Sambown) personnel: MachiaWorx(synth), Koyotaka Sambown(tp,p,gt and others), Tetpastorius(b), Showhey(ds) 02. AT Eight 今にも誰かが歌い出しそうな、哀愁メロディとフルートの調べ。少し重たい雪をかき分けて、サックスとトランペットが歩みゆく。でも、跳ねるようなピアノのように気分は明るく。でも、ふと遠くに目をやると、どこかちょっと寂しい──そんな景色が日本の冬にはある。(by Koyotaka Sambown) personnel: Koyotaka Sambown(tp,ts,fl and others), MachiaWorx(p), Tetpastorius(b), Showhey(ds) 03. 渡り鳥 ──荒れた波打つ北の海、頬を打つは冷たい飛沫。海岸線の灯りが揺れて、去りゆく面影を渡り鳥に重ねる。──それでは聞いていただきましょう、Prictniumで「渡り鳥」 といった昭和歌謡な口上をのせたくなる、重くそして暗めな1曲。ぜひお好きな”崖”や”港街”などを想像しながらお聞きください。(by Tetpastorius) personnel: Koyotaka Sambown(tp and others), MachiaWorx(p), Tetpastorius(b), Showhey(ds) 04. Opposite Mirrors あわせ鏡──。手と手を併せた二人の女性のウラとオモテ、冬の霧、森の奥へと続くふたつの足跡。別の道を歩むにも、同じ道を歩むにも、自分に映るあのひとの影。焦りとも嘆きとも言えないピアノがメロディをつむぐ。──Tetpastoriusのメロディをちょっともじって曲にできたのは楽しかったです。(by Koyotaka Sambown) personnel: Koyotaka Sambown(tp and others), MachiaWorx(p), Tetpastorius(b), Showhey(ds) 05. Fiber Snow 繊維のように細い雪が舞う。樹氷が日光を浴びてラキラ。黄色い光と白い地面、針葉樹の深い緑と青い空がなんとも不思議な光景を作り出す──。実際、雪は六角形だけどね、五角形があっても面白いんじゃないかと思ったり、思わなかったり。──ShowheyのドラムにMachiaWorxの5拍子のコード進行を付けて、メロディをつけて、なんかぬるっと出来上がったこの一連の制作手順はワクワクしたよ〜。(by Koyotaka Sambown) personnel: Koyotaka Sambown(tp and others), MachiaWorx(p), Tetpastorius(b), Showhey(ds) 06. Sprout 明けない冬はありません。冷たい雪の下でも、小さな緑が芽吹くもの。冬の終わりから春の始まりへの移り変わりを、フュージョンテイストなサウンドでお届け。 また春に、お会いしましょう。(by Tetpastorius) personnel: Koyotaka Sambown(ss,as,ep), MachiaWorx(p), Tetpastorius(b), Showhey(ds)