あの日助けてくれたのは、神様でも、白馬に乗った王子様でもなく、少し無愛想だけどとっても優しい男の子でした。 天涯孤独の身となり呪術高専に保護された少女、人見乙音。耳の聞こえない彼女を助けた伏黒恵は、今まで人よりずっと狭い世界を生きてきた彼女を、今よりもっと笑顔にしたいと願うようになる。 穏やかで優しい彼女に向けられた伏黒のその思いには、気づけば伏黒の優しさだけではなく、少し甘くてやわらかい、恋という名前の特別な感情が混ざっていた。 これは、音を失った少女と、いつしか彼女の幸せを願っていた少年が紡ぐ、歪んだ呪いの物語。 *.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜ 【詳細】 12/22発行、伏黒夢本。名前有オリ主♀ 文庫サイズカバー付き/208ページ/全年齢 /挿絵3枚 ぜひぜひ、カバー下までご覧ください！！ 本文サンプルはこちら 【 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16454054 】