イシノツルギ、それは人が誰しも胸に秘めているはずの『闘争本能』を叩き起こす刃。
それを創るのは鍛冶神『マヒトツ』
だが、今や平和な時代。人間はそれを求めず、イシノツルギが人の手に渡ることは珍しくなってしまった……
それは決して悪いことではないと考える『神様』
しかし、ある日を境に鍛冶神『マヒトツ』はイシノツルギを人々に直接、委ねるようになる。
一歩間違えれば大戦争を起こしてしまうイシノツルギ。
それでも、それを人の手に委ねようとする『マヒトツ』の真意とは?
そしてそんなマヒトツに対し『神様』はある疑念を抱く……
神界と現世、そしてイシノツルギを巡る『闘争心』の物語