------------------ KiCad Basics ------------------ 本書は，KiCad 6に対応した入門実習テキストです。 最新版KiCad7.0対応の入門実習テキストをお求めの方は https://kosakalab.booth.pm/items/4560998 をご利用ください。 旧版KiCad ver.5.1対応の入門実習テキストをお求めの方は https://kosakalab.booth.pm/items/1534903 を ご利用ください。 ★ダウンロード可能ファイル KiCad 6.0.x対応版(ver.1.1.6) 　　KiCad_Basics-6x-v116a.pdf（書籍本体pdf，高解像度版） 　　KiCad_Basics-6x-v116a-std.pdf（書籍本体pdf，標準解像度版） 　　KiCad_Basics-6x-v116a-double.epub（書籍本体epub見開き） 　　KiCad_Basics-6x-v116a.epub（書籍本体epub）　 　　KiCad_SPICE_Basics-6x-v100a.pdf（付録pdf） 　　KiCad_SPICE_Basics-6x-v100a.epub（付録epub） 既に購入済み方は「購入履歴」 https://accounts.booth.pm/orders の「注文詳細」から最新版をダウンロードしてください。追加料金は発生しません。 ★参考資料 書籍抜粋サンプル(PDF) https://github.com/kimio-kosaka/KiCad-basics/releases/download/Sample/KiCad_Basics_for.6_sample.pdf ------- 概　要 ------- もっともわかりやすいKiCad 6 用の入門実習テキスト（解説書）です。 本書ではKICadを用いて 回路図入力〜レイアウト設計〜面付け〜製造データ編成 までの一連の操作について実習します。 8ピンPICマイコンの回路を表面実装部品で構成して25mm✕25mmの基板に搭載し,さらにこれを100mm✕100mmのワークに面付けして基板製造メーカ（FusionPCBを想定）に発注できる基板製造データを編成する内容です。 KiCadが内蔵するSPICEシミュレータの使い方とKiCadとLTspiceを連携動作させる方法の入門実習ミニテキスト「KiCad SPICE Basics for 6.0」を付録として添付しました。 章構成 第1部 KiCad入門 1.概要 2.準備 3.プロジェクトの作成 4.回路図エディタ環境設定 5.回路図入力 　5.1.図枠の設定 　5.2.部品呼出 　5.3.配置編集操作 　5.4.配線 　5.6.アノテーション/ERC 　5.7.フットプリント割付 6.プリント基板の基礎知識 7.レイアウト設計 　7.1.レイアウト・エディタ起動 　7.2.設計準備 　7.3.作業原点 　7.4.基板外形 　7.5.取り付け穴 　7.6.基板データのインポート 　7.7.部品定数非表示 　7.8.部品配置 　7.9.手動配線演習 　7.10.ベタグラウンド 　7.11.自動配線 　7.12.ベタグラウンド禁止領域の設定 　7.13.ベタグラウンド貫通ビアの配置 　7.14.配線とビアのクリーンアップ 　7.15.DRC（デザインルールチェック） 　7.16.基板に名前などを書く 　7.17.3D表示 　7.18.アーカイブの保存 8.製造データ出力 9.基板発注 10.面付けとVカット ----- 第2部 ライブラリ操作 11.自分用ライブラリの作成と利用 12.Webからダウンロードした部品をライブラリに登録する 13.シンボル，フットプリントの作成 14.他のマシンへの自分用ライブラリの組み込み ----- 第3部 KiCad応用 15.階層回路図 16.配線のフィレット処理（配線のコーナーを丸める） 17.ティアドロップ 18.ベクター図形のインポート 19.ビットマップ画像の挿入 20.バス配線 21.寸法線等の挿入 22.ネットクラスの利用 23.回路図エディターとPCBエディターの連携 24.基板から回路図を更新する（バックアノテーション） 25.テンプレートの利用 26.KiKitプラグインによる面付け ----- 第4部 Tips（KiCad利用のコツ） Tips101.KiCadの動作設定をデフォルトに戻す Tips102.mac版Freerouting Tips103.配線/描画線をグリッドにスナップさせない Tips104.ドラッグによる範囲選択 Tips105.多ピン部品の配線を一挙に行う Tips106.配線モードに自動遷移させない設定 Tips107.同一箇所を結ぶ複数配線 Tips108.デジ・アナ回路混載基板のベタGNDの一点接続 Tips109.任意のグリッドサイズに設定する Tips110.曲線配線 Tips111.右ツールバーのアイコンが全部表示されないとき Tips112.ショートカットキー（ホットキー）の割当変更 Tips113.Windows10配下での不具合対策 Tips114.シンボルのコピー/貼り付け不具合対策 Tips115.特定の配線だけ残して配線を一括削除する Tips116.mac版KiCadでのKiKitプラグインのインストール Tips117.塗りつぶしゾーンの中に塗りつぶしゾーンを設ける Tips118.ERC/DRC のカスタマイズ Tips119.Freeroutingプラグインによるオートルータの実行 Tips120.Webサイト/資料 付録 「KiCad SPICE Basics」（KiCad SPICE 実習ミニテキスト） 第１部 KiCaｄ SPICE の使い方 1.概要 2.トランジスタ回路のシミュレーション 　2N2222,2SC1815 　過渡解析,AC解析 3.オペアンプ回路のシミュレーション 　LM741反転増幅回路,LM358バンドパスフィルタ 　DC解析，過渡解析（パルス応答），AC解析 第２部LTspiceとの連携 4.LTspiceとの連携 　KiCadからLTspiceの起動 　ネットリスト 　パラメトリック解析 　モンテカルロ解析 Appendix 　mac版 KiCad / LTspice 連携設定 本書の制作にあたって過去に実施したKiCad入門セミナーの知見を最大限に活かして図版を多用し箇条書き形式で操作解説を簡潔に、かつ、分かりやすく表現することをこころがけました。 このテキストに沿って実習していただければ，誰でも基板製造発注ができるようになると自負しています。 本文やTipsは電子書籍の随時内容更新できる特長を活かし継続的に充実させて行きます。本書は進化し続けるKiCad解説本です。 改訂情報はBOOTH同報メッセージとTwitterにて発信元 @kimio_kosaka で広報します。 本書を購入いただいた方は将来にわたり無償で改訂版をダウンロードすることができます。 ただし，KiCad のメジャーバージョンアップ(次期 ver.7)に対しては改訂で対応せず新たな書籍発刊となり購入費用が発生しますのでご了承ください。 --------------------- 書籍情報 著者：小坂貴美男（@kimio_kosaka） ----- KiCad Basics for 6.0 提供フォーマット： PDF，epub 文字数：約74,000字 A4：約200ページ ------ KiCad SPICE Basics for 6.0 提供フォーマット： PDF 文字数：約22,000字 A4：約50ページ 推奨閲覧環境：7インチ以上のタブレット端末， 16:9ディスプレイのパソコン（２ページ見開き表示推奨） -------- 正誤表 -------- ----------- トピックス ----------- --------------------- 改訂来歴 2023.01.07 ver.1.1.6 Freeroutingのバージョンアップに対応して表記/図版を変更。Tips.119 を追加。 2022.11.21 ver.1.1.5a「 8.1 製造データファイル出力」 ツールアイコン等の名称を現行バージョンに合わせて修正 2022.09.22 ver.1.1.5 Freeroutingのダウロードサイトを変更 2022.07.19 ver.1.1.4a 誤記訂正，MountingHole関係の図版を修正 2022.05.28 ver.1.1.4 付録「KiCad SPICE Basics for 6.0」 添付 2022.05.28 ver.1.1.4 誤記訂正,Tips追加 2022.05,12 ver.1.1.3 10章3項，図版の差し替えと説明文修正 2022.05.08 ver.1.1.2 26章とTipsを追加 2022.04.16 ver.1.1.1 Tips（不具合対策）を追加 2022.04.08 ver.1.1.0 23〜25章とTipsを追加/初版・完成版 2022.01.28 ver.1.0.3 21〜22章，Tipsを追加 2022.01.16 ver.1.0.2 20章,Tipsを追加 2022.01.05 ver.1.0.1 16〜19章を追加 2021.12.31 ver.1.0.0 初版・暫定版 --------------------- 本書がKiCad6を学ぶ方の一助となれば幸いです。 ーーーーー 本図書の頒布においてKosaka Lab.出版掛は納品書等の発行はいたしません。ご了承のうえご購入ください。