本書は「e-Statと仲良くする本 API機能編」の続きになります。ご注意ください。 前作では、日本政府が公開しているオープンデータを提供するサイトの一つ、e-Statを利用できるAPIについて学びました。本書ではAPIを通して取得したデータをいかにして可視化、分析するかを解説する内容になっています。 分析の目的の決め方から、Pythonのライブラリであるpandasを使ったデータの整形方法、Matplotlibを使ったデータの可視化方法まで幅広く解説しておます。 プログラムの実行環境はWebブラウザがあればすぐ実行できるようものを使用していますので、すぐにでも始めることができます。 あなたがお住いの自治体の法人税の分析がすぐにできるようになります。
対象読者
・オープンデータを使ってみたい方 ・e-Stat が気になっている方 ・Python が少しできる方 ・データ分析ってなんだろう?と疑問を持ってる方
目次
前書籍の続き 本書の対象読者 使用環境・バージョン 免責事項 サンプルプログラム 本書執筆の動機 第1 章ツールとライブラリ 1.1 Google Colaboratory 1.1.1 Google Colaboratory とは 1.1.2 簡単な使い方 1.1.3 ノートブックの保存場所 1.1.4 注意事項 1.2 Python 1.2.1 pandas 1.2.2 Matplotlib 第2 章データ分析の流れ 2.1 概要 2.2 分析目的を決める 2.2.1 分析は方法 2.2.2 仮説を立てる データから仮説を立てる 2.3 データを集める 2.3.1 センサーなどで取得する 2.3.2 あるものを使う 2.4 分析をする 2.4.1 可視化する 2.4.2 予測する 第3 章分析の目的の設定 3.1 目的の設定 3.1.1 業務で分析する場合 3.1.2 上位目標が曖昧な場合 3.1.3 本書での目的設定 3.2 目的とデータ 3.2.1 データを理解する 3.2.2 Web で探す 第4 章データの取得と整形 4.1 縦持ちと横持ちの変換 4.2 メタデータの取得と解析 4.2.1 メタ情報取得API 呼び出し 4.2.2 結果の解析 4.3 データの取得と整形 4.3.1 統計データ取得呼び出し 4.3.2 データを整形する 第5 章データの分析 5.1 データの意味づけ 5.2 グラフの種類 5.2.1 線グラフ 5.2.2 棒グラフ 5.2.3 積み上げ棒グラフ 5.2.4 円グラフ 5.2.5 箱ひげ図 5.3 グラフの描画 5.3.1 Colab で日本語を使う準備 5.3.2 積み上げ棒グラフの作成 5.3.3 仮説の検証 あとがき 著者紹介・注意事項 著者紹介 サークル紹介 注意事項
書籍情報
フルカラー 80ページ