『中核』復刊第4号~「日大・東大闘争50年」~21世紀学生運動の爆発を! (マルクス主義学生同盟・中核派 機関誌)
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今から半世紀前、日本大学と東京大学を頂点に、全国大学キャンパスで学園闘争が闘われました。その闘いは、当時のベトナム反戦闘争や沖縄返還闘争と一体となって空前の規模となりました。この闘いの息吹を当時の資料などを使って忠実に、ドキュメント形式で生き生きと再現しました。さらに、日大・東大闘争が掲げた「破壊の思想」「大学解体」について考察しています。70年闘争を知らない世代にもわかりやすい簡潔な内容になっています。今年起きた日大タックル事件や東京医大「不正入試」事件など、現在の大学の現状を考える手掛かりになる内容です。 当時の迫力のある写真や関連年表も添付。青年学生のみなさんにおススメです。 第1章 日大闘争 【1】「68年9・30」両国講堂大衆団交 【2】日大闘争前史 【3】「34億円使途不明金」発覚――全共闘結成 【4】バリケード封鎖の全学への拡大 【5】収拾策動をのりこえて闘いは進む 【6】「破壊の思想」とは何か? 【7】「激動の10日間」と「9・30団交」の勝利 【8】不屈の闘争継続――東大闘争との合流 【9】指導部への弾圧とバリケード強制解除 【10】日大闘争を引き継いで 第2章 東大闘争 【1】「10・8羽田」の東大への波及 【2】医学部闘争が発端に 【3】闘争の全学化と東大全共闘結成 【4】収拾策動をのりこえて闘いは進む 【5】「東大解体」と「全学バリケード封鎖」、日本共産党との激突 【6】11・22「東大=日大闘争勝利 全国学生総決起集会」 【7】駒場=教養学部における闘い 【8】安田講堂死守決戦 【9】日大・東大闘争の全国的拡大 【10】東大闘争を引き継いで 第3章 70年安保・沖縄闘争 【1】闘争前史 【2】10・8羽田闘争――すべてはここから始まった 【3】戦後世界体制の崩壊と70年闘争 【4】「激動の7か月」を闘いぬく 【5】10・21国際反戦デー闘争 【6】69年4・28沖縄デー闘争 【7】「70年6月」の高揚からさらなる闘いの発展へ 【8】71年11月決戦――闘争の永続化 第4章 21世紀学生運動の爆発へ 共産主義者という人生を選択し、闘う ーー高原恭平・全学連委員長