【アンサング・デュエット】ロスト・エンド・ロンド
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―――帰ろう。この美しい理想郷から。 ――――――――――――――――――――――――――――― ◇シナリオ概要 システム:アンサング・デュエット 所要時間:2~3時間 シナリオの公開:可 シフターの作成:どちらでも可 推奨する関係性:バインダーがシフターの死を悲しむような関係 異界の発生要因:シフターによるバインダーへの未練 注意事項:バインダーは既に死亡している。生き返ることはない。 このシナリオは、すでに死亡したバインダーとそれに未練のあるシフターがお別れを言うためのシナリオです。 バインダーは既に死亡しており、たとえ異界から脱出できたとしても生き返ることはありません。 シフターを誘うために作られたシフターのための美しくまがい物の異界から、それでも目を逸らしたくなるような現実に戻ろうとする二人のロールプレイをすることができます。 ロールプレイ指針として掲載しているものはあくまでも指針であり、「こうすべき」と指示するものではありません。 ロールプレイに困ったとき、思考の補助的な役割としてお使いいただければと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――― ◇内容物 ・トレーラー画像(背景画像としてぱくたそ様の画像をお借りし、加工し作成しました) ・PL / シフター向け公開情報.txt ・シナリオ本編.txt ・シナリオ本編.pdf ――――――――――――――――――――――――――――― ◇あらすじ(バインダー/PL向け) 自分が死んでどれだけの月日が経ったのだろうか。 あなたの身体は既に使い物にならない状態だが、魂だけはこの世界に残り続けている。 気がかりなのは、シフターのことだ。 自分の死をいたく悲しんだシフターは、未だにそれを引きずっているらしい。 自分がどれだけ近づいても、シフターにその姿は見えない。 声をかけたり、触れてみたりしても、シフターがそれに気づくことはなかった。 シフターの傍でふわふわと浮かんでいたある日、バインダーは様々な異変を感じる。 草木は枯れ、建物は崩れ、空が動かなくなった。不気味で、恐ろしくさえある世界だ。 自分について言えば、空を飛べなくなった。物に触れられるようになった。 ――それから、シフターと目が合った。 数日、数か月、数年ぶりの再会。 自分の声が伝わる。シフターがこちらを見ている。それに、触れることもできる。 シフターに触れたバインダーは、シフターに見えている世界に気が付くだろう。 草木は輝き、建物は立派なままで、美しい青空が広がっている。 まるで、理想郷のようだった。 シフターはバインダーに、「自分がここに連れてきてしまった」と話します。 その美しい理想郷は、シフターにしか見えないまがい物の世界なのだと。 pixiv版:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16920539 TALTO版:https://talto.cc/projects/go4lwDZo-2fgxGFpBwQui ―――――――――――――――――――――――――――――