ツイステ夢小説 ジェイド×女監督生 Webで公開しているやつの再録です。 紙で手元に置きたい人向き。 あらすじ ※両片思いのまま元の世界に帰った監督生。 自分の家に戻った瞬間、世界の修正力によってワンダーランドの記憶を失い、表面上何もかも元通りになった生活を送っていた。 「なんか、海の夢を見るんです」 ずっと海の中を漂っている。そんな夢見の悪さだけが、何年も続いていた。 数年後、大人になった監督生は海の見えるマンションに居を構え、日夜あくせくと社会の歯車として働いていた。 なんの波風も無い、平凡で平和な日々。 そのはずだった。 ピン、ポン。と玄関のベルが鳴るまでは。 「こんにちは、隣に越してきた者です」 そう言ってニッコリ笑った背の高い男は、何をどう見てもあの学園で別れたはずの、１つ上の人魚の先輩だったのだ。 紋切り型のありふれたお別れをめちゃくちゃにして力技で幸せを掴み取りに来た恐怖の人魚の話です（ハッピーエンド） ※監督生の名前はデフォルトネームのユウです。 ※いつも通り、地雷に配慮しない何でもありの話。何でもイケる人向け。