◆あらすじ◆
高校2年生の守羽白音は電車の中で眠ってしまい、気付けば知らない駅に着いていた。
様子のおかしい駅から帰ろうにも帰れなくなった白音に対し、霧島と名乗った男子が告げる。
——「ここは〝きさらぎ駅〟だ」、と。
都市伝説×脱出×記憶をめぐる短編小説。
※ホラーっぽい描写やセンシティブな表現が多少あります。
◆本の仕様◆
・A6(文庫)サイズ
・本文66P
◆作品について◆
初出:いじけっ子マンガ集団「小説ソランジュ」(2019.5)
当時「虚論」というペンネームで寄稿した作品に加筆修正をしたものです。そちらを読んだことのある方も楽しめます。