SNAP用 SWD extention基板【KS-22A01-PCB01】
- ¥ 600
■SNAP用 SWD extention基板とは Microchip MPLAB SNAPを、ATSAM等が載った基板のSWDコネクタに接続できるようにします。 基板と部品のセットなので、1.27mmピッチのコネクタをはんだ付けする必要があります。 ※ここで書かれている説明を読んで理解し、なにかあっても自分で対処できる方向けのアイテムです。 ※コストの関係上、サポートも保証もありません。
■どこで役に立つのか?(背景)
・旧ATMEL社製SAMマイコンの基板をデバックするときに、基板側はおそらく10ピンのハーフピッチコネクタ、いわゆるSWDコネクタになっているとおもいます。 ・これは、一般的なCortex-MのデバッグコネクタとしてARM社が仕様を出しているもので、各社それにならって基板をつくっています。 ・旧ATMEL社のAtmel-ICEなどのツールも同様に、SAMマイコンに接続するときはこのSWDコネクタに接続する仕様になっています。 ・そうしないと、ARM社(KEIL)やIARといった開発環境で使われるJTAG(SWD)アダプタが使えない基板になってしまいます。 ・SNAPは、PICマイコンにも対応するという汎用性や、Microchipの既存ツールとの互換性から、2.54mmピッチのピンヘッダーへ接続する仕様になっています。 ・SNAPやPICKIT4などが、ATSAMマイコンをサポートし始めたあとに作った基板は、もしかしたら2.54mmピッチのピンヘッダーかもしれませんが、Cortex-Mマイコンとしては一般的なコネクタからは外れてしまいます。 ・少なくとも、既存の基板にSWDコネクタで接続する必要があるならば、どこかでピッチを変換し、信号を入れ替える必要があります。
■セットの概要
・Microchip MPLAB SNAPを、既存のATSAM用SWDコネクタに接続するための変換基板と部品のセットです。 ・はんだ付けが必要です。 1.27mmピッチのコネクタをはんだ付けする必要があります。 ※コストの関係上、実装済とすることができません。 ・SNAPとケーブルは別途用意する必要があります。
■別途用意する必要があるもの
・マイクロチップ MPLAB SNAP 秋月電子さんで購入可能です。 通販コード M-13854 ・2×5(10P)両端コネクタ付IDCリボンケーブル(フラットケーブル ハーフピッチ) 秋月電子さんで購入可能です。 通販コード C-06776 ・気合と根性 ※必要に応じて 強く生きて、育んでください。
■注意点
・コストの関係上、サポートも保証もありません。 ・特定の用途向け、なにかあっても自分で対処できる方向けのアイテムです。 ・この基板は、SNAPの端子からSWD接続に必要な信号を取り出し、ARM社のCoreSight10というコネクタ仕様に接続できるようにするものです。これは一般的にCortex-MのSWD接続で使用されるコネクタの仕様です。 ・ARM社のCoreSight10はJTAGの信号線も含む仕様ですが、今回の基板はJTAGの一部信号を接続していません。純粋にSNAPのSWD接続時の信号のみを接続しています。 ・既存の旧ATMEL社製開発ツールに付属するケーブルは、同一形状ですが配線が異なるため、使用できません。たとえば、Atmel-ICE側のピン配置が異なるため、Atmel-ICEに付属するケーブルはこの基板には使用できません。 ・既存の旧ATMEL社製開発ツールで、AVRでも同様のコネクタを使用しているものがありますが、それらには使用できません。