2人用マーダーミステリー「春怨」(GM不要,60分)
- ダウンロード商品¥ 200

「だれにでもできることが、いちばんこわいのです」 舞台は太平洋戦争直前の日本。 風光明媚な庭園に囲まれた鞠村家をたずねた、美しいドイツ人の青年。 50年の時をこえて、その出来事は、 かれらの血を引くものたちにより解き明かされる。 ―1990年の初冬。 ハインリヒは研究課題である鞠村家家屋の取材のために、朱音に鞠村家の長女ふみ子のもとに案内してもらいます。 ふみ子は入院中で、病室には鞠村家の関係者たちが集まっているとのこと。道すがら、ふたりは別々の人物から同じ調査依頼を受けていることに気が付きます。 ふたりは当時の関係者である4名の人物に話を聞いて調査していきます。
<登場人物紹介>
まずはプレイヤーその1。ハインリヒ・バウアー22歳です。ドイツから帝国大学に留学して日本建築の研究をしています。1940年当時に鞠村家の離れに下宿していたピーター・バウアーの孫です。ハンサムで真面目な好青年です。 プレイヤーその2。西園寺朱音25歳です。文化財となった鞠村家の家屋の管理人をしています。1940年当時に鞠村家の使用人だった佐藤まさの孫です。明るくて可愛らしい女性です。 調査対象の一人目は鞠村さわ子。鞠村家の次女で当時17歳でした。かなりの美少女で華やかな存在です。 調査対象の二人目は佐藤まさ。鞠村家の使用人で当時18歳でした。おまさと呼ばれており、気立てが良くて働き者です。 調査対象の三人目は鞠村祥子。後述する洋介の妹で当時32歳でした。離婚後、鞠村家の屋敷に身を寄せています。美人で明るいのですが、少々わがままです。 調査対象の四人目は氷川恭一。帝国大学の医学生で当時19歳でした。鞠村家の空いている部屋に下宿しています。どこか憎めない人物です。 次に、調査対象ではありませんがその他の関係者の説明です。 鞠村洋介(現在は故人)鞠村家当主で当時は49歳でした。ふみ子とさわ子の父親で、祥子の兄です。新聞記者をしていました。 鞠村ふみ子。鞠村家長女で当時22歳でした。女子高等師範学校の研究科に在学中です。地味な外見と控えめな性格で、いまだに独身です。 彼女が朱音に今回の調査依頼をします。 ピーター・バウアー。ドイツから来た宣教師で当時26歳でした。鞠村家の離れに住んでいます。長身でハンサム、とても温厚な性格でした。 彼が孫であるハインリヒに今回の調査依頼をします
<ゲームの手順>
プレイヤーのお二人の中には犯人はおりません。お二人で共通の目標を目指してください。 採点式になっており、ストーリーの理解度によって点数が異なります。 エンディングは4種類(トゥルー、ノーマル1~3)あります。 トゥルーエンドとノーマルエンド1を選んだ方にはボーナスストーリーがありますので、お楽しみに。 まずは、「1.はじめに」フォルダ内の「導入とプロローグ」のファイルを開いてください。 1.キャラクター決定(「導入とプロローグ」2ページ目~3ページ目前半:導入~登場人物) プレイヤーは導入と登場人物の文章を読み、ハインリヒと朱音のどちらをプレイするか決めます。 決まったら、「2.各プレイヤー個人情報」のフォルダから、ハインリヒ役のプレイヤーはピーター・バウアーの日記を、朱音役のプレイヤーは朱音の記憶を読んでください。(3分) 2.プロローグを読む(「導入とプロローグ」3ページ目後半~5ページ目:帝国大学附属病院A病棟~佐藤まさの話) 現場の状況など基本的な情報が書かれています。(5分) 3.調査開始 気になる人物に話を聞きます。お互いの担当がかぶらないように、さわ子、祥子、おまさ、氷川から2人ずつ選んでください。選んだ人物のシナリオを読みます。(3分×2=6分) シナリオは「3.シナリオ」のファイルに入っています。 4.ふたりで話し合い お互いに聞いていた内容を話します。(20分) 本作では、犯人を含む誰ひとり嘘をついていません。ただ、勘違いしていることもありますし、余計なことも言っていないかもしれません。 話し合うポイントは(重要度高→低で並べてあります) ★ 1940年4月3日にどのような事件が起きたか(朱音の記憶下線部参照) ★ その事件の原因を作ったのは誰か ★ 原因を作った人物はどのような手口で事件を起こしたか ★ ふみ子に父親である洋介への考えを変えさせるには、彼女に何を伝えればよいか(ピーター・バウアーの日記下線部参照)2つあります。 ★ ふみ子、さわ子、祥子、おまさ、氷川はひとつずつ(氷川だけ2つあるのでどちらかでよいです)勘違いをしているが、それは何か 5.追加調査 相手の読んだシナリオのうちひとつを追加調査として読み(3分)、再度話し合いをします(15分)。誰の追加調査をしたほうが良いか、お互いにアドバイスをしても良いでしょう。 6.犯人を決める。エンディング~エピローグを読む 最後に、「1940年4月3日の事件の原因を作った人物」をさわ子、祥子、おまさ、氷川からひとり選び、選んだ人物の名前がついたエンディングを読みます。(5分) 複数人いて決められない場合は、そもそもの原因を作った人を選ぶと良いでしょう。 エンディングのファイルは「4.エンディング」のフォルダに入っています。エンディング次第ではボーナスストーリーを読むように指示がありますので、エンディングのフォルダ内の「ボーナスストーリー(指定された場合のみ読む)」から開いて下さい。 7.事の真相を読み、採点する(5分) 最高点は100点です。 事の真相は「4.エンディング」のフォルダに入っています。
<プレイしてくださった皆様へ>
ゲーム終了後、ネタばれをしない程度にSNSなどでつぶやいていただけると嬉しいです!ハッシュタグをつける場合は #マダミス #春怨 (「えん」の字は「うらみ」で出てきます。ちょっと怖いですね。) でお願いいたします。 ゲームデザイン:ゆりえ (twitter; @mafiagame6) イラスト:くまーる (twitter@KUMARL765) (note URL: https://note.com/kumarl765/ ) Special thanks to テストプレイに参加して下さった皆様
<注意事項>
本作の無断複製、二次配布はおやめください。 また、内容のネタバレなどをSNSなどに掲載することはおやめください。(「ネタバレ注意」などの注意喚起をつけた上でふせったー等のURLを掲載することはOKです) 注意喚起をつけた上での本作の配信は可能です。ご希望の方はお手数でもお知らせくださいませ。