DX3rd「There is no unstoppable rain」
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降り続く雨は何時かは必ず止む。 しかし、ずっと晴れだけが続く事もない。 それは様々な物事において同じ事が言えるだろう。 冷たい雨が降りしきる中で出会った1匹の猫。 小さな体を震わせているのを放っておくことは出来ない。 猫を拾ったその日から、束の間の日常は非日常へと動き出す。 ダブルクロスThe 3rd Edition 「There is no unstoppable rain」 ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。 このシナリオはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 『ダブルクロス』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です。
◆レギュレーション
・必須:1, 2, 上級, EA ・Dロイス:1人1つまで可 ・作成時経験点 130+4(EE専用)=計134点 ・4人用
◆HO
▽PC1 ロイス:”ユキ”(推奨感情 P: 庇護/N: 不安) カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレンorUGNエージェント キミはN市支部所属のオーヴァードであり、数か月程前にPC2と同じ高校に転校してきた。 ある日キミは、雨の中で1匹の白い子猫と出会う。 非常に衰弱しており、このまま放っておけば確実に死んでしまうだろう。小さな命を見捨てる事など出来なかったキミは、家に連れ帰って世話をする事にした。 食事を与え、泥で汚れた体を綺麗にしてやり、暖かい寝床を作ってやると子猫はみるみるうちに元気になった。 ある朝、キミが目を覚ますとその子猫は1人の少女の姿に変わっていた。この子は一体何者なのだろうか……? ▽PC2 ロイス:”柴崎冬弥”(推奨感情 P: 友情/N: 不安) カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン or UGNエージェント キミはN市支部所属のオーヴァードであり、PC1と幼馴染の柴崎冬弥と同じ高校に通っている。 近頃、N市では連続して猫惨殺事件が起きていた。現場に残された痕跡からオーヴァードの仕業であると見られ、調査するよう命じられていたキミは学校帰りに街の見回りをするようになった。その結果、友人の柴崎冬弥と過ごす時間は減っており申し訳ないとも思っている。 ふと、通り掛かった公園で一人の男が不審な動きをしているのが目に留まる。近付いてみれば、その手の中には無惨な状態の猫の亡骸があった。 問い詰めようとするも、男はキミに気が付くと亡骸をその場に放り投げて消えてしまった。 彼の目的は一体何なのか。突き止める為にキミは本格的に調査に乗り出す。 ▽PC3 ロイス:“クルーエル”(推奨感情 P: 執着/N: 脅威) カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長 キミはUGNのN市支部で支部長を務めている。 霧谷雄吾からN市に“クルーエル”というFHエージェントが侵入したとの情報が入る。 これまで表立った動きを見せておらず能力も目的も不明だが、現在N市で起きている猫惨殺事件の発生と同時期に現れた事からこのエージェントが事件に関与しているものと思われる。 これ以上被害を拡大させない為にも、早急に対処する必要があるだろう。 ▽PC4 ロイス:ユキ(推奨感情 P: 慈愛/N: 嫉妬) カヴァー/ワークス:指定なし/レネゲイドビーイング キミはレネゲイドビーイングだ。 新たなレネゲイドビーイングの反応を捉えたというゼノスの都築京香に対象の保護を命じられ、N市へと送り込まれた。 既にUGNのN市支部によって対象は保護されていたが、まだ幼い彼女はレネゲイドビーイングとしての能力も不明で、人への変化も不完全だ。人間社会に溶け込む為にも、暫く近くで様子を見ながら手助けをする必要があるだろう。
◆NPC
▽ユキ 性別:女 年齢:不明(人間の姿だと10歳くらい) シンドローム:? PC1に拾われた白い子猫。レネゲイドビーイング。 人の姿と猫の姿を行き来している。 世話をしてくれたPC1にすっかり懐いており、何処に行くにも着いていこうとする。 変化が不完全であり、時折尻尾や耳が隠せていない時がある。 ▽柴崎 冬弥(しばさき とうや) 性別:男 年齢:17 PC2の幼馴染で、現在は同じ高校に通っている。 物静かな性格で普段からPC2と共に行動している。 気が弱くて虐められていたところをよくPC2に助けられていた。 ▽高木 優司(たかぎ ゆうじ) 性別:男 年齢:35 PC1、2と柴崎冬弥のクラスの担任の先生。 穏やかな物腰と笑顔で相談にもよく乗ってくれる事から生徒たちに信頼されている。 担当教科は生物。 ▽“クルーエル” 性別:男 年齢:?? シンドローム:不明 CN:“クルーエル” N市に侵入したFHエージェント。 現在、不特定多数の猫を殺害しているが目的は不明。