Cocoa Scripting Course Volume #4 System Hardware & Software Information v1.4
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【AppleScript中〜上級者け】【図を中心に構成、文字数すくなめ】 書名:「Cocoa Scripting Course Volume #4 System Hardware & Software Information」v1.4 著者:Takaaki Naganoya(Piyomaru Software) 監修:edama2氏 ページ数:574ページ(うち、Vol.4独立部分265ページ 2022/11/26現在) フォーマット:PDF+Zipアーカイブ(AppleScript 665ファイル) 特別特典: Script Debuggerの15%割引購入コード入り 購入後3か月まで、本書の内容で理解できない箇所について3か所まで補足説明 理解度確認テストで合格した方に修了証明書を発行 ※v1.4にてmacOS 13上の変更点や動作確認などを実施 ※v1.4.1にて、本書PDFのサイズを大幅に縮小
内容
macOSのAPIであるCocoaをAppleScriptから利用し、macOSの持つ強力な機能をアプリケーションの補助なしに直接呼び出せる「Cocoa Scripting」は、日々の業務やデータ処理に、たいへん強力な武器になります。 この、Cocoa Scriptingについてはとくに日本語の書籍が存在しておらず、これまでは「Xcodeの使い方、GUIの作り方、各メソッドの使い方……」といった、体系がまったく異なるObjective-Cの入門書で断片的に情報を得ることしかできませんでした。 本シリーズは、Cocoa APIの使い方をAppleScriptに合わせて解説。とくに、Objective-C/Swift入門書にある膨大な「Xcodeの使いこなし」部分は覚える必要はありません。図を中心に説明することで、難解な概念を理解しやすく解説します。 Vol.4では、 System Hardware & Software Informationを解説。AppleScriptで環境情報を取得することは、とても大事なことです。そして、この環境情報を取得したScriptを書けるかどうかというのは、自分1人のためだけの環境だけでなく、他のユーザーの環境下においても所定の動作を行えるかどうかを左右します。 この手の情報は、いわば「秘伝のタレ」ともいえるもので、あまり外部に出したくないノウハウの塊でもあります。筆者が何を気にしていて、つねにどういう種類の情報を日常的に調べているかが丸わかりです。 とくに環境情報が大事になるのは、GUIアプリケーションをAppleScriptで作る場合です。 実行中のユーザー名は必須。実行中のハードウェアのマシンIDを取得して、ノート型なのかデスクトップ型なのかを判別。特定の異常動作を行う機種の判定を行うとか、速度の遅いマシン用に軽くした処理を行うとか。 GUIアプリケーションを作らなくても、普通のAppleScriptでも環境情報はとても重要です。とくに、画面のサイズや個数。画面解像度がRetinaかどうかなど、画像処理を行ううえでたいへん重要な情報です。OSバージョンのチェックなども、割と行うことの多い処理です。
構成
Cocoa Scriptingについての解説部分、各巻で個別の説明部分、そして対象のCocoa APIを利用したサンプルScriptアーカイブから構成されます。 巻末には、理解度を確認するためのテストが用意され、筆者に回答を送ると採点を実施。合格点(100点)を取った方には「修了証明書」(PDF形式)を発行します。
目次
1章 入門編 Cocoa Scriptingの概要 Cocoa Scriptingに適したmacOSについて プログラミングスタイル 情報の調べ方 ヘッダーファイルの歩き方 2章 実践編 Cocoa Scriptを実際に動かす Objective-CのCocoa呼び出し記述をAppleScript記述に翻訳する 基礎的なCocoaオブジェクト解説 AppleScriptとCocoa間の オブジェクト変換 Cocoa Object同士の変換、生成 3章 System hardware Information編 Hardware Information概論 ハードウェア情報全般 Mac本体の型番、モデル、シリアルナンバーなど CPU, RAM関連 バッテリー、電源関連 画面関連 サウンド入出力関連 Bluetooth関連 無線LAN 温度センサー関連 液晶バックライト関連 光学ドライブ関連 装飾キーの押し下げ状態 USBデバイス関連 4章 System software Information編 Software Information OS Version マシン名 URL Protocol <--> App Network Information Runtime environment Info Dark / Light Mode 最近使った項目 Time Machine (Backup) ログイン項目 ユーザーアカウント デスクトップピクチャ スペース システム環境設定 Notification Night Shift Launch Service Dock, Dock Icon 警告音 マウスカーソル ステータスバー アイテム スリープ/ウェイク 終了、再起動の実行 スクリーンショット システムログ キーチェーン タイムゾーン 言語環境 Input Method Text To Speech Finderラベル App Nap プリンタ フォント インターネット接続チェック 5章 Application Information編 アプリケーション・バンドル内情報 アプリケーション・ファイルの存在確認 アプリケーション・バイナリ対応CPUアーキテクチャ アイコン ヘルプブック 6章 Process Information編 アプリケーション・プロセス概論 アプリケーション・プロセス情報取得 アプリケーション・プロセスを隠す アプリケーション・プロセスの存在確認 アプリケーション・プロセスの強制終了 アプレットのプロセス属性制御 添付サンプル Script紹介 資料編 Cocoa Scripting関連のAppleScript命令 Cocoa ScriptingとScript Object AppleScript Droplet サードパーティ製FrameworkやAppleScript Librariesを呼ぶ AppleScript mini reference AppleScript 関連ツール AppleScript予約語一覧 エラーコード表 理解度確認テスト あとがき、奥付