「グンマーの呼び声」 過去に発行した同名冊子を加筆改訂の上、電子書籍化した「電書版」です。
あらすじ
「『あいつら』に襲われた俺たちはジャミングのせいで連携も取れず、散り散りになった。気づいた時は俺一人。その俺も『あいつら』の一匹に袋小路に追い込まれていた。SAN値がゴリゴリ削れて発狂しそうな恐怖の中、必死に自動小銃を撃った」 グンマー線反応炉の事故により、廃墟と化した群馬県タカサキ・シティの軌道エレベータ施設から救難信号が発せられた。 救助に赴いた降下猟兵部隊は、施設内で名状しがたい異形の巨大生物に襲撃され、なすすべなく壊滅してしまう。 ひとり生き残ったアヅマ曹長は、『JK』と名乗る謎の女性とともに施設からの脱出を目指す。 しかし2人の行く手には、恐るべき罠と悪夢のような光景が待ち受けていた―― 表題作ほか、 古代のグンマーの呪具が凄惨な事件を引き起こす「グンマーの無名都市とジョーモー・カルタに関するいくつかのこと」 邪神復活の儀式と呪われた血筋がもたらす悲劇「エアメール・フロム・ナガサキ」 遂に復活した邪神との戦いが語られる「もし群馬県のゆるキャラがコズミックホラーだったら」 これらを収録した連作短編集です。
作者より
都道府県SFシリーズ第3弾。 4人の男女が語る壮絶な宇宙的恐怖体験、群馬×クトゥルフなSFホラー短編集です。 電子書籍化に際して、加筆改訂の他、スマホやタブレット機器での閲覧用にレイアウトや文字のサイズを変更しています。 PDFファイルでの頒布になります。 (Windows8.1、Windows10、androidスマホ、iphone7にて閲覧確認済み) 本書の一部または全部を無断で複製・転載並びにインターネット上で閲覧できる状態にすることは禁じています。
閲覧方法
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