「雨と海のラプソディア」 文豪ストレイドッグス 国木田×太宰 小説本 A6(文庫)/260頁 サークル「唄い鳥」からお届けします、17冊目の国太小説本です。 (イベント会場頒布価格とは異なっております。ご了承ください) 舞台は、『記録者』という自然界の声を聞き、また触れる事の出来る魔力を持つ人々が存在する世界。 雨の記録者である国木田、海の記録者である太宰は、或る理由から故郷を離れ辺境にある小さな島へと追放される。その島を取り囲む海はかつて人々へ災いを齎し、人々は海を忌避し続けていた。 本土からやって来た国木田と太宰を、しかし島の住人達は温かく迎え入れてくれた。二人は島で記録者としての責務を果たしながら、人々への恩返しとして『飴屋』を営み、穏やかに暮らしていた。 しかし、それは決して永遠を約束された物では無かった。鳶色の瞳には寂寥の色が浮かび、彼の胸の裡は常に不可視の鎖で縛られていた。 仮初を仮初と知らぬ者、仮初をひと時の真実へと創り変えた者。 二人が紡ぐ、切なく優しい童話のような物語を、どうぞお楽しみくださいませ。 <作品内容について> ・文ストのキャラクターは国木田、太宰のみ登場し、その他のキャラクターは一切登場しません。また、二人以外のキャラクターには名前がありません。 ・完全オリジナルの世界観で、ファンタジー要素を多分に含みます。ゆえに原作の探偵社の二人からイメージが乖離している可能性が高いです。 ・国木田と太宰は夫婦という関係性で書いております。ゆえにキスやハグが頻回に出てきます。 ・物語の特性上、悪夢に魘されたり体調を崩したり寝込んでしまう描写がやや多くなっております。軽度の嘔吐表現もあります ・一か所だけ、二人が「そういった夜」を過ごした事を思わせる記述があります。全年齢対象作品の為描写は皆無ですが、苦手な方はご注意くださいませ。 構想から完成まで凡そ二年をかけて完成させた作品です。ご興味をお持ち頂けましたら、お手に取って戴けますと幸甚でございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 pixivにてサンプルテキストを公開しております。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17961818
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