エモクロアTRPG「稀人の神子」
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―今は昔、嶮しき峰の中に住まふ親子ありけり。 子、幼少より額に印あり。親、多くを語らず― #ポットラックパーティー企画2022 にて初公開 #母性愛 #山岳信仰 #中世日本 以下、PL閲覧可能情報を掲載しております。
初めに
◆概要 中世日本のとある山岳信仰と、その世界で生まれた親子の話。 ◆導入 山奥に二人きりで暮らす親子が、麓にある大きな町へ初めて降りる。 ◆シナリオ情報 人数 2PL 時間 7~10時間(ボイスセッション) 舞台 中世日本 主題 母性愛、山岳信仰 ロスト・逸脱 あり ◆共鳴者について 新規限定 秘匿HOあり 推奨技能 〈観察眼〉 〈運動系技能〉 準推奨技能 〈交渉系技能〉 ◆お勧め #母性愛・親子愛が好き #宗教的世界観が好き #古典作品風のシナリオを遊びたい #スケールの大きなことがしたい ◆非推奨 仏教や神道について、解釈の幅を許容しがたい方
開示HO情報
HO1 稀人 ・あなたは親である。山で子と二人暮らしをしている稀有な人間だ。 ・あなたは並みの人間より強い精神を持っている。〈精神〉に+1のボーナスがつく。(上限突破はしない) HO2 神子 ・あなたは子である。額に文字のような目立つあざがある。 ・あなたは並みの人間より強い肉体を持っている。〈身体〉に+1のボーナスがつく。(上限突破はしない) ・年齢は12-14歳。 ※1 HO1は〈精神〉、HO2は〈身体〉の値を最大値でとることを推奨しています。 ※2 秘匿HOが別個あります。 ※3 親子という設定上、PL間である程度キャラクターシートの共有をすることをお勧めします。ある程度、の程度はお任せします。 ※4 共鳴者の性別は自由です。
事前情報
・共鳴者たちは「タチヤマ」と呼ばれる山深い村で暮らしている。他に住民はおらず、来客は稀に旅人が立ち寄る程度である。 ・最近、HO2は山を降りて歩いた先に広がる、栄えた町に強く興味を抱いている。そこでは賑やかな市が開かれており、町の中心の寺には多くの書物があるらしい。しかしそこまでは徒歩で丸2日かかり共鳴者たちは行ったことがない。 ・居住地から数時間ほど歩くと人里があり、必要時は出向くこともある。 ・HO1が文字を書ける場合はHO1から、そうでなくとも旅の僧から字を習えるため、二人とも読み書きができる。書物を手に入れることもあるため、当時の知識もあってよい。 ・シナリオ開始時点は現代の暦でいう七月の終わりごろ。 ※ 共鳴者作成上の助言 ※ ・時代の想定は室町時代で、庶民の文化が栄え始めた時代である。「この場所/時代的に違うかも・・・?」と思わずに、のびのびとキャラメイクし、RPしてほしい。あくまでフィクションである、というスタンスで構わない。 ・シナリオ序盤で市に行くことになる。共鳴者たちは貨幣を持っていないため、旅の持ち物として、市で価値になりそうなものを事前に考えておくとよい。普通に買い物を楽しんでもよいし、共鳴者たちが市に店を出すことも可能である。 ・このシナリオの秘匿情報はシナリオ開始前も含め、いつ共有してもかまわない。
通過者の声!
・想定以上の火力で焼かれた… ・描写がめちゃくちゃ良かった…物語としてめっちゃよかった…!
注
共鳴者の暮らす「タチヤマ」は、実在の山岳地帯である「立山」をイメージしております。そのため作中に含まれる情報の一部は、実在の山岳信仰「立山信仰」の伝説や宗教行事を多大に参考にさせていただきました。上記の地域、信仰に関する知識がある方もない方も、同様にシナリオを楽しんでいただけると思います。 なお、この物語そのものはフィクションであり、実在の人物、神仏及び団体とは一切関係ありません。 また、特定の宗教を勧める意図、誹謗中傷する意図は一切ありません。
素材製作
背景・スチル→pico様 その他素材→マスノスシ