電子版 手書き風フォントの表示管DG12Bを 一から解析して時計をつくる本
- ¥ 500
コミックマーケット100で新刊として頒布したVFD本の電子版です。 古い蛍光表示管DG12Bを動かしてみよう、というテーマの本です。 DG12Bは特殊なセグメント構成の数字表示管で、いま一般的な7セグメントと違う、独特の表示が魅力です。古い管なので資料がなく、管自体の動作条件の解析をまず行って、それから時計として動かします。 以前のニキシー管本( https://q61.booth.pm/items/1154485 )は総合的な内容の本でしたが、こちらはどちらかというと「コミケ100に新刊を出したい」というモチベーションで書いた本です。なので、VFDのキレイな点灯方法、とかまでは到達していません。この本の頒布状況次第で次回があるかも?という感じです。 詳細不明の表示管を解析する方法や、ひとまず動かすとどういう「もうちょっとなんとかしたいところ」ができるのか、というのがこの本の見どころです。リファレンスというよりは技術読み物としてどうぞ。 【目次】 1. DG12Bとは 2. DG12Bの解析 ・ピン配置を調べる ・「正しい」駆動電圧が知りたい ・電卓の解析 3. 時計をつくる ・基本設計 ・VFD制御回路の設計 ・フィラメント電源の接続方法の検討 ・電源回路の設計 ・基板設計・実装 ・組み上げ・完成 4. 動かしてみたら ・きれいに光るけどゴーストが出ている ・消費電力が大きい、熱い ・何かが鳴いている ・明るいところで見にくい ・総じて 5. What's Next? A5サイズ、20ページ、フルカラー。ダウンロード用に、一部の写真や画像の解像度を、元の冊子版より少し落としています。 ダウンロードフォーマットはPDFです。DRMやプロテクトはかけていません。コミケで頒布した冊子版は図や写真がモノクロだったため、その分Boothではお値段を上乗せしています。 今のところ、冊子での再頒布の予定はありません。