2019年に開催された、同人誌即売会史研究会の報告集、PDF版です。 第1回(2019年4月7日)は、「同人誌即売会史研究の研究方法」をテーマに、花羅(STRIKE HOLE)と吉本たいまつ(みるく★きゃらめる)が発表を行ないました。 花羅のタイトルは「同人誌即売会開催の歴史を研究する―1990年代を中心に―」で、史料批判の重要性を訴えました。 吉本のタイトルは「草創期即売会研究の難しさ」で、史料収集の重要性とアーカイブ化の必要性を訴えました。 第2回(2019年5月19日)は、「同人誌の価格の過去・現在・未来」をテーマに、スーパーひたち(旅貯の会)と吉本たいまつが発表を行ないました。 スーパーひたちのタイトルは「同人サークルと非現金決済」で、クレジットカード、電子マネーなどの非現金決済が、どのような過程を経て即売会に導入されていったかを明らかにしました。 吉本のタイトルは「史料から見る同人誌価格の推移」で、雑誌広告などから、同人誌の印刷費がどのように変化してきたかを明らかにしました。 「同人誌即売会史研究会」は、今後オンラインで開催予定です。告知はTwitter(@taimatsu_torch)で行ないます。
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