ティアマトの11の怪物
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メソポタミア文明として知られる地域における神話を綴った叙事詩「エヌマ・エリシュ」 本書はそのエヌマ・エリシュに登場する女神ティアマトと彼女が生んだ11の怪物に関して解説した同人誌です。 様々な創作で使われている神々や怪物達について気になっているが、扱った良いものがない中、数々の参考文献を基にその姿の解明に迫ってみました。 本書を読めば、女神ティアマトと怪物達の背景や姿についてより具体的なイメージを持つことができ、創作物を読んだり、自分で作ってみようと思った時に大いに役立つこと間違いなしです。 全体の構成 1、神話記録についての解説(*当記事) 2、ムシュマッヘ【7つ首の蛇】 3、ウシュムガル【偉大なる竜】 4、バシュム【毒蛇】 5、ムシュフシュ【蠍尾の炎竜】 6、ラハム【海獣】 7、ウガルルム【巨大な獅子】 8、ウリディンム【狂犬】 9、ギルタブルル【サソリ人間】 10、ウーム―・ダブルトゥ【嵐の魔物】 11、クルール【魚人間】 12、クサリク【不思議な野牛】 13、その他の怪物たち【エヌマ・エリシュから除かれた怪物達】 14、ティアマト【真の姿を葬られた女神】 15、ティアマトに関連する神々 16、終わりに 参考文献 順不同・敬称略。書籍名, 著者、発行年、出版社/発行体等 となっています。 また、本文中で参照・引用する際は、(著者 発行年)のような形で参考元を示します。 MESOPOTAMIAN PROTECTIVE SPIRITS THE RITUAL TEXTS, F. A. M. Wiggermann, 1992, SIYX&PP PUBLICATIONS GRONINGEN 筑摩世界文学大系1:古代オリエント集, 五味亨・杉勇・後藤光一郎・柴山栄・轟俊二郎・佐藤進・屋形禎亮ほか 訳, 1978, 筑摩書房 ※本書は現在絶版により入手困難です。以下の本が本書の一部復刻・再構成と聞き及んでいますが未確認です。 シュメール神話集成 (ちくま学芸文庫), 杉勇・尾崎亨 訳, 2015, 筑摩書房 Lucas's Semitic Cert and Translation Series: THE SEVEN TABLETS OF CREATION, L.W. King, 1902, LUZAC and CO. The Battle between Marduk and Tiamat, T. Jacobsen, 1968, Journal of the American Oriental Society, Vol. 88, No. 1. The God Ninurta, A. Annus, 2002, University of Tartu