家事労働の中で最も負担が大きいとされる、毎日の料理。生きるためにしなければならないことと分かってはいるのに、積極的にはなれません。 だからこそ、そこに潜む危険で魅力的な菌や、我々を欺き窮地に追い込む食中毒、そして不摂生の果てに引き起こされる病を知り、億劫な家事で好奇心を満たす必要があるのです。 本書は、1週間分の献立とレシピを紹介しながら、食中毒菌や寄生虫について学習していきます。 これらの脅威に対する対処法を解説している他、それらの菌の特徴を利用した発酵食品や品質管理技術、バイオテロ事件などの事象を紹介しています。 料理うんちくを語られるのを防ぎたい方、似非科学に騙されたくない方に読んでいただきたい1冊です。
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