入門picoCTF
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[本書は電子書籍です。紙での配送はありません。] 2022年09月10日(土)〜2022年09月25日(日)まで開催されている技術書典13で配布した新刊「入門picoCTF」の電子版になります。 下記技術書典13のページでも販売しています。https://techbookfest.org/product/sxa0ETWdUPhuRaC7hcJUKD 電子書籍版に関する不備、感想、質問など、問い合わせ先:electric.sheep.box [at mark] gmail.com
概要
本書では、常設CTFである、picoCTFの2021年出題の過去問にチャレンジし、その解き方と必要な知識を解説します。 CTF(Capture The Flag)とは、脆弱性を模した問題の中にFlagと呼ばれる値を埋め込み、その脆弱性を自身の技術によって見つけ、利用することでFlagを取り出すセキュリティ競技です。 picoCTFは、カーネギーメロン大学によって作成された中高生向けのCTFですが、幅広くコンピュータの知識を問われ、問題数も難易度も潤沢な、入門向きのCTFになっています。CTFの解説記事は多くありますが、執筆者のレベルが高く、解法だけが記載されていて、思考過程が省略されていることもままあります。本書では、なるべく過程を省略せずに書くとともに、誰でも簡単に再現できるように、Ubuntuのterminalにこだわり、標準搭載のコマンド、パッケージマネージャで取得できるコマンドを使い尽くして問題を解きます。 解説しているのは、次の23題です。 * General Skills:7題 * Web Exploitation:3題 * Cryptography:3題 * Reverse Engineering:6題 * Forensics:4題
対象とする読者
* Linuxのコンソールからコマンドを実行できる人 * Pythonのプログラムが読める人 * CTFにこれから入門したいと思っている人
本書をおすすめしない人
* プログラミング言語を使ってプログラムを書いたことのない人 * CTF熟練プレイヤー(不満が残るかもしれません)
サンプルの配布
本書の内容を抜粋したサンプルを下記で無料で配布しています。 https://electric-sheep.booth.pm/items/4156449