幻想劇団まほろ物販【無料公開脚本】『虚の森』Web公開版
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2016年に上演した短編作品の脚本データです。 ご自由にお読みください。 人数：男性1名、女性1名、性別不問1名 上演時間：20分程度
あらすじ
－森を、歩く。 妙にしんとして、それなのにどこかで何かが動く音がする。 吐いた息が雨に混ざる。 木はみんな灰色で、生きているのか枯れているのかわからない。 穴に落ちた兎のように、同じところをぐるぐる回っている。 目の前を歩く彼の背中を見て思う。 私は、ひとりぼっちだ。
幻想劇団まほろとは
【幻想劇団まほろとは】 名古屋を中心に活動する劇団(非営利団体)。高校演劇部の同級生を中心に2014年11月発足。学生演劇イベント等への参加や2度の本公演を経て、2018年に社会人劇団化。9人の劇団員のうち半数が名古屋を離れた現在も、公演・ボイスドラマ・バーチャルYouTuberなど様々な形で活動を続けている。 劇団の目標は「幻のような現実」を描く芸術作品を作ること。幻想的な舞台空間と、現実的な心の動きに焦点を当てた戯曲にこだわる、看板に偽りのない劇団。
上演について
本作の上演をご希望の場合、ショップ連絡先もしくはホームページより劇団までご連絡ください。
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