虚空の書架 (著 つるよしの)
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なぁ、ヘレン。俺が信じる歴史とは君があの異星の書架で綴ったものなのか?
SF中編小説~俺の知る「歴史」とは、誰の手によるものか~
元宇宙航海士、今はアルコール依存症の、人生に希望をなくした男ゲイリー。 彼は治療のため、遠い果ての星でのサナトリウムで療養を強いられる。その航路の途中で、宇宙船にアクシデントが起こり、彼はひとり見知らぬ異星に不時着する。 そこで出逢った少女、ヘレン。彼女は異星の森の奥で、本に囲まれてひとり静かに暮らしていた。 ヘレンは言う。「私はこの書架の番人」と。 そしてゲイリーは彼女の正体が元人間のアンドロイドと知る。 それも、ヘレンは数百年前に地球を旅立った、人類最初の宇宙植民船「偉大なる開拓者号」の乗員だった。 ヘレンとゲイリー、さらには彼女の存在を知った地球政府軍の3者の思惑は、人類の宇宙開拓史と複雑に絡み合い物語を加速させていく。 B6・110P ※ネコポスを使用しているため、一度の注文で購入できるのは合計3冊までです。それ以上の冊数をご注文の場合は、3冊ごとの会計をお願いいたします。
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