2022年10月30日に開催された「ゲームマーケット2022秋」2日目に頒布した、ダブルクロス The 3rd Editionの非公式キャンペーンシナリオ集です。 前後編の2話キャンペーンとなっています。1話はリバースハンドアウト、2話はトリガーハンドアウトを採用しています。 特殊な賢者の石「魂の燐光」と、その適格者である少年を中心に物語が繰り広げられます。 かなりシリアス成分が強めとなっているため、重めのテイストが好きな方にオススメです。 ※サイズ:B5 ページ数:70P 【こういう人におすすめ!】 ・シリアスなストーリーが好き ・ダブルクロスの世界観を深掘りするのが好き ・選択や決断を下すような展開が好き ・「生」や「死」、「魂」といったワードが好き 【注意点】 ・シナリオの展開上、道中でPC間での意見の対立が起きる可能性があります。ですがPvPを想定したシナリオではありませんので、可能な限りPL・GM間での相談や意思決定を尊重してください。 ・シナリオの展開や、それによるPCの選択によっては、ビターな結末を迎える可能性があります。 ・魂とレネゲイドウィルスの関連性など、ダブルクロスの世界観に関してシナリオ独自の解釈を含みます。 ------------------------- 【シナリオ概要】 シナリオ名:ぼくの絶望を空に還す(全2話キャンペーン) ※シナリオ傾向:シリアス ステージ:通常ステージ・A市 ※関東圏の都市部をイメージ 使用経験点:130点(基本)+30点(追加分)+4点(EE分) プレイ人数:4人固定 プレイ時間:6~7時間前後 ※ボイスセッションの場合 PL必須サプリ:基本1、基本2、上級、IC、UG、RU、EA、LM ※RUのみGM・PC①のみ所持でも可 GM必須サプリ:HR 【1話トレーラ―】 人は死んだ時、重量が21g軽くなるという それが魂でないと云うのなら、 一体それは何なのか 魂が存在しないと云うのなら、 一体この衝動(おもい)は何なのか 知らねばならない どんな方法であろうとも 生と死の境界線が不明瞭になり、 その石は魂を喰らう それでも生者と死者の意思は交錯し、線を描く その線の先に、キミ達が見出すものは何なのか ダブルクロス the 3rd edition キャンペーン「ぼくの絶望を空に還す」 ep.1 Blue Soul ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉 【1話ノーマルハンドアウト】 PC① ロイス:東晴空(推奨感情 P尽力or連帯感/N不安) カヴァー/ワークス:任意/UGNチルドレンorエージェント キミはA市でUGNイリーガル・東晴空とバディを組んで活動しているUGNの一員だ。 晴空は特殊な賢者の石”魂の燐光“の適格者だ。新人オーヴァードである彼を指導しつつ、危害が及ばないよう護衛することが役割だ。 同時に、もし彼が暴走した際はキミの「対抗種」の力で抑える監視役でもある。 “魂の燐光“を狙って、またFHが現れるかもしれない。その時は彼をしっかり守らなければ。 ---------------------------------------- PC② ロイス:起源となった人物(推奨感情 P好奇心/N任意) カヴァー/ワークス:任意/レネゲイドビーイング キミはA市のUGN支部の関係者を起源にして生まれたレネゲイドビーイングだ。 キミの起源となった人物は先日任務の際に死亡し、晴空に宿る“魂の燐光”に人格が移った。 その一方でキミはレネゲイドビーイングとして新たな生を受けた。 自分がなぜ生まれたのか。自分は起源となった人物と何が違うのか。それを知らなくてはならない。 ---------------------------------------- PC③ ロイス:魂の燐光(推奨感情 P尽力/N猜疑心) カヴァー/ワークス:任意/UGN支部長 キミはA市のUGN支部長だ。 UGNイリーガルである東晴空は通称“魂の燐光”と呼ばれる賢者の石の適格者だ。 複数人の人格が石に宿っているという特異性があり、その中にはキミの部下の人格も含まれている。 キミは支部長として、“魂の燐光”がFHに渡らないよう守らなければならない。 それがキミの部下への手向けにもなるだろう。 ---------------------------------------- PC④ ロイス:21グラム論文(推奨感情 P好奇心/N不信感) カヴァー/ワークス:任意/UGNエージェントorチルドレン キミは最近A市支部に転属してきたエージェントだ。 キミは「21グラム論文」と呼ばれる研究論文を探し求めている。かつてUGNの研究機関で 発表されたことがあるが、現在は論文自体が消去されており、閲覧することができない。 論文の内容はキミにとっても興味深いものだ。支部は大変な状況下にあるが、並行して探さなければ。 ------------------------- ※ 本作は、「矢野俊策」「有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。 (C)矢野俊策/F.E.A.R.