■シナリオあらすじ 「読書を廃す、これ自殺なり。 国木田独歩は本を読むことをやめることは、人間であることをやめるに等しいと言ったそうよ」 今日も、陰鬱な一日が始まる。 真っ白なままの画面、鳴り止まない催促の電話。 ――気分転換がしたかった。 初めて入る古本屋。導かれるように手に取ったその本は、あなたの人生を大きく変える一冊となった。 ハンドアウト あなたは悩み多き小説家だ。 ■概要 システム：CoC6版(7版へのコンバートは非推奨。KPができると判断すれば可) 舞台:現代日本 形式:ソロ、タイマンシナリオ 人数:1人用 シナリオ傾向：シティ、自由度高め プレイ時間:4~5時間 探索者条件:ハンドアウトあり、新規推奨(ハンドアウトの条件にあえば継続可) ロスト率:中 推奨技能:図書館、その他の言語:英語 ※※※注意※※※ 本シナリオではセッション中、ルールブックを参照する必要があります。KP、PLともに『クトゥルフ神話TRPG(6版)』のルールブックをお手元に置いた状態でプレイしてください。 ■特徴 「クトゥルフ神話」✕「魔道書」✕「作中作」 本作は魔道書が大きなテーマとなったシナリオとなっています。 本作では探索者は悩み多き小説家となり、「魔道書」にまつわる事件に巻き込まれることとなります。通常であれば読むことが少ない「魔道書」を読む機会もあるでしょう。 クトゥルフ神話TRPGの魅力のひとつである「魔道書を読み呪文を覚えていく」という楽しみを味わえます。 また、本作は結末へいたるための自由度が高く設定されています。 その分KP難易度、PL難易度は高めですが、TRPGの魅力である「自分達でひとつの物語をつくっていく」ことを楽しめます。